2019年5月7日火曜日

まず花がら摘みよりはじめよ

花がら摘み前

花がら摘み後

花がら 達成感
GWだからってわけでもないけど、少々お休みしてしまいました。

今日は「花がら摘み」について。

花壇の花は放置していてもそれはそれで構わないけど、できればより長く、より美しく楽しみたいもの。

そのためには幾つかできることがあるけど、もっとも簡単で基本的なのが花がら摘み。

そもそも植物たちは我々を楽しませるために花を咲かせているのではない。

彼らは雄しべの花粉を雌しべに運んで受粉、受精し、結実させ、次の子孫を残すために花を咲かせている。

なので終わった花を放置すれば実(=タネ)ができる。

植物はタネを作るために、そこにエネルギーを注ぐようになる。

ところが我々は花を楽しみたいのであって、タネを採ることを目的としていない。

であるなら限られたエネルギーはタネではなく、花に向けて欲しい。

ということで見ごろを過ぎて枯れ始めた花は早々に摘んでしまう。

するとエネルギーは次の花を咲かせるほうへと向かうのだ。

よって、花をよりたくさん楽しめるようになる。

そして「美観」の問題もある。

枯れた花は決して美しいものではない。

一番上の写真のように茶色く枯れた花がなんとも汚らしく見えてしまうもの。

2枚目の写真は花がら摘みをした後。

スッキリしたでしょ。

一見寂しく見えるかもしれないけど、ここからしばらくすると新たな花が咲くのだ。

ある程度まとめて花がら摘みするのも悪くないけど、できれば日々の管理のなかで、例えば水遣りをしたりするついでにこまめにやりたいものだ。

作業は単純でつまらないかもしれないけど、雑草取りと一緒で心を無にして没頭できるし、やったことの成果が一目瞭然という達成感もある。

まず花がら摘みよりはじめよ。

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