軒下に移動した2鉢のボタン |
今日はクリスマスイブ。
年齢をとったせいか、高揚感はまったくない。
暮れも押し迫ったねぇ。
庭仕事もだいたい終わって、後は自分の身辺を片付けたりして年が暮れていく。
今年最後の庭仕事はちょっと変わっていて、これぞ園芸を実践する仕事だった。
池があって、大きな鯉が泳いでいて、洗濯干しがあって・・・
決して広くはないが、なんとも味わいのある昭和な感じのお庭。
ここに住むおばあさんとひょんなことから交流することとなり、彼女の希望に沿って作業をするのだ。
もともと植物が好きで、ご自分でもいろいろとやっていらっしゃるけど、重いものを移動したり、スコップを使って堀り上げたり、などといった負荷の高い仕事はできない。
そこで、まず庭に到着すると一緒に庭を歩いて希望を聞く。
あれをここに移して(植え替えて)、あれは抜いて、あれは切戻して、あれは株を分けて・・・
最初の頃は「うへー」と思わないでもなかったけど、そういう作業は通常の植木屋仕事でやる剪定中心の作業と違って、園芸の基本に立ち返るもので、とっても楽しい。
加えて、おばあさんの役に立っているというあたりも気分がよろしい。
今回の一番の目的は「鉢植えのボタンが元気がない」ということだった。
見た感じ、まだ枯れてはいない。
鉢のなかの土がずいぶん湿っていたので、除草して剪定した後に、軒下の雨の当たらない場所で乾かし気味にしてしばし様子を見ましょう、ということにした。
年明けに行った時に様子を見て、必要があれば土を入替えてみようかと思う。
そうすればもし根が枯れていたら、それで分かるだろう。
作業時間は今回は1時間ちょっと。
あとは出していただいたお茶とどら焼きを頂きながら、庭談義を少々。
天気の良い、冬の日、気持ちよかった。
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