雑草はどうにか元気 |
カラッカラッ |
暑い、という話を書いたとたん、ここ数日東京は涼しくなった。
梅雨が明けてから雨が降るようになった。
気まぐれ天気もたいがいにして欲しいものだ。
さて先日、花苗も夏バテだと書いたけど、夏バテよりもたちの悪い苗を見かけた。
ご覧のようにプランターの土がカラッカラッに乾いて、そこに植えられていた恐らくニチニチソウだと思うが茶色に枯れてしまっている。
皮肉なことに雑草だけ元気に見える。
こうやってみると雑草が生存競争で圧倒的な強さを発揮するのも理解できる。
さて、植物たちは根を張っているのでその場から勝手に動くことができない。
その場でジッと水を待つしかない。
誰かが水をやるか、雨が降るか。
暑くて日差しを避けたくても勝手に日陰に避難することもできない。
水を吸い上げる根が、その場から動けない「足かせ」にもなっているのはなんとなく皮肉な気がする。
ともあれ、花苗を植えたなら責任を持って世話をして欲しいものだ。
花がある景色は人の心を和ませるかもしれないが、こんな枯れた花苗はかえって人の心をすさばせると思うのだけど。
ここを行き交う人たちは何も感じないのだろうか。
それも都会独特の無関心ってやつだろうか。
なんともお寒い夏の出来事であります。
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