2014年1月25日土曜日

派手vs地味


派手な人、地味な人。

人それぞれ。

植物の実にも派手な実、地味な実があるし、花にも派手な花、地味な花がある。

派手な場合はたいてい目立つことでその存在を誰かに知って欲しいということ。

派手な花は、花粉を運んでくれるハチたちにアピールするため。

派手な実は、タネを運んでくれる鳥たちにアピールするため。

一方、地味な場合は花粉もタネも風に運んでもらおうとしていることが多い。

ついこの前、赤いピラカンサに群がるムクドリの話を書いた。

同様にこの時期にはナンテン、センリョウ、マンリョウ、アオキ、イイギリ、ガマズミ、サンゴジュ、コブシなど赤い実を良く見かけるが、理屈はすべて同じこと。

地味な実って・・・?

ここでは色合いのこと、あるいはその大きさを言っていて、カエデ、ユリノキ、ボダイジュなどをイメージしていただければ良い。

彼らには翼(よく)があって風をとらえてより遠くまで飛んでいくような工夫がされている。

タンポポなんかはパラシュートを持っているし。

そうやって実の色、形、大きさなんかを気にして歩いてみると案外面白い。

上の写真はソヨゴで赤い色が目立つ。

下の写真はキリの実で、地味な茶色。

そろそろロウバイが咲き始めるころで春はそう遠くないけど、今この時期だから楽しめるものもある。


2 件のコメント:

みさき さんのコメント...

有難うございす。昨年から木の具合が悪く今現在ケヤキの木の様子を見守っていますが、春になったら芽を吹いてくれますでしょうか?又その時になったら↓のアドレスにメールを致します。ソヨゴの実は可愛いですね。葉もそよそよ音を立てるという事を聞き庭に植えました。5年くらい経ちましたがどんどん上に伸びましたので、昨年留めました。

花咲ジジイ さんのコメント...

是非、お気軽にご相談下さい。