2009年3月31日火曜日

植物学講座
    

   
植物学講座なるものをみつけたので出かけてみた。
   
普段勝手なことを言っているものとして、いわゆるプロフェッショナルの方がどういう講義をするのか大変興味があったのだ。
   
この講座は某旅行会社が企画していた。
そしてこの講座の講師は東京大学名誉教授、理学博士である。バリバリの学者大先生である。
    
この先生はこの旅行会社の顧問になっていて、世界各地の珍しい花をこの先生のガイドで見にいきましょう、というツアーを企画している。
   
いわゆる常連さんというか、この先生のファンだったり、この会社の企画するフラワーウォッチングの旅のリピーターであったりする人たちが聴講していたのだと思われるが、彼らのほとんどが50代~70代の方々で、かつ女性がかなり多かったのが印象的だった。
   
会場はそんなに広くはないのだが、もう熱気ムンムンである。
   
定年退職して経済的にも時間的にも余裕があって、好きな植物と旅行を合わせたフラワーウォッチングの旅はまさにうってつけなのだろう。
   
講義はこの花咲ブログで書いてあるようなことよりももっと専門的で、用語や概念もかなり高度なものを扱っていた。
   
ナルホドねぇ・・・ と感心しつつあたりを観察しながら 
皆この内容をチャンと理解しているのかしらん。 モノスゴイ勢いでメモを取ったり頷いていたりするけど・・・。 もしこの話の全てを理解しているのであるとすれば恐るべきスーパーなオジサマ、オバサマたちだなぁ、なんてことを思っていた。
   
実際のところは分からない。
でも事実として言えることは、植物学講座というものがこれだけ関心をよぶに足るということ。
   
平日の15:00~17:00にこうやって会場に溢れんばかりに人(およそ30人)が集まっていたのである。
僕はかなり早い段階で申し込んであったので問題はなかったが、すぐに満員になってキャンセル待ちだったそうだ。
   
花咲ジジイにもこういった仕事が舞い込まないものだろうか?
まぁ、僕は学者ではないからなぁ・・・。
  
  

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