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2009年5月16日土曜日

贅沢な駐車場
   

  
とある公園にあった駐車場を見て 「おおっ!!」 と立ち止った。
  
何故かといえば、その駐車場は全面芝張りだったからである。
  
正確なところは知らないけども、車の重量というのは恐らく1トン位あるのではないだろうか。
全く見当違いだったら申し訳ない。
  
でも間違いなく言えることは 「人間よりも重い」ということ。
   
なんでこんなことを言うかというと、芝に限らず、植物にとって一番困るのは地面を踏み固められることなのに、車という重たいものが常に動き回るところに芝を植えるというのは、まさに自殺行為といえなくもないからである。
   
土の中にはほどほどの隙間があって、そこに水分空気を蓄えたりしている。
それが、踏み固められてしまうと、その隙間がなくなってしまい、植物の根っこは窒息状態となり枯れてしまう。
   
よく公園の芝生に 「立ち入らないでください」 なんて書いてあるのはそういう意味において芝を守ろうとしているからであろう。
  
そんなデリケートなことなのに、この駐車場というシチュエーションで芝を張るという大胆さ。
   
しかし足元を良く見てみると、それは単なる芝ではなく、プラスティックの穴のあいたパネルを芝と一緒に敷いて地面が車の重さで固まらないような工夫がしてあった。
   

    
それでも出入り口の交通量が一番多いところはやや芝がはげていたけど、遠目には芝はちゃんと生きていた。
これはこれでスゴイことのように思える。
   
しかし芝生も受難だなぁ。
重さによる踏み固め攻撃からは解放されているとしても、車のオイルが漏れてきたり、排気ガスに常にさらされたりする。
    
やはり駐車場に芝生はやや無理がある気がするなぁ。
  
  

2008年10月24日金曜日

クローンで増やせ
   

  
花金の今日はシッカリとが降った。
株価も7000円台ということで、世情は波乱の様相を呈している。
  
家計もやりくりが大変である。
  
花をいけたり、植物を愛でたりするというのはある程度「余裕」があってから、やろうかという気になるもので、最近は「花どころじゃあないわよ」なんて声も聞こえてきそうである。
  
そんな貴兄、貴姉にオススメなのが名付けて 増やして楽しもう、節約園芸のススメ である。
  
植物を増やそうとした場合、どうやって増やすだろう?
一番一般的なのが「種を播いて増やす」というものだろう。
  
えっ、それ以外に何かあるんスか?
という方も多いかもしれない。
  
好きな方なら良く御存知だと思うが、他にざっと以下のものがある。
  
 *挿し木
 *接ぎ木
 *取り木
 *株分け
  
これが何なのかを書き始めると、かなり長くなってしまうので詳細は今後花咲ブログで少しずつ御紹介しよう。
簡単に言うと 親株と全く同じ遺伝子をもった子株を増やす ということ。
  
上記の方法は人間が意図的にやらないといけないけど、自然界には種によらすに勝手に自分のクローンで増えるやつらがいる。
  
それの身近な代表が オリヅルラン Chlorophytum comosum である。
  

  
あっ、ウチの会社の事務所にある という方もいるかも。
そのくらいよく室内で育てられているのを見かける。
モチロン、外で育ててもOK。
  
彼らは花を咲かせたあと、その花柄の先に自分のミニチュア版をつける、
この花柄はランナーと呼ばれて、これがどんどん伸びて、伸びた先でミニチュア版が根を張りどんどん増えていうという寸法である。
  
他にこうやってランナーで増えるものにイチゴがある。
  
親株となるオリヅルランの先に出来た子株を切り取って鉢に植えればそこで別のオリヅルランのイッチョあがりである。
お友達の家から、あるいはオフィスから、この子株を貰ってきて自分の家で鉢に植えれば実質的に出費ゼロでオリヅルランがアナタのものになる。
  
どうです、まさに節約園芸の真骨頂でしょ。
 
是非お試しを。
  
アッ、お友達でもない他人の家の軒先にあるのを勝手に切ってきてはダメよ。念のため。
  

2008年8月27日水曜日

これぞ雑草魂
  

 
道を歩いていて 「ン?」と足を止めた。
 
アスファルトのド真ん中から、ニョキっとキク科の何かの植物がはえていた。
タンポポっぽいけど定かではない。
 
でもここでは 「これが何なのか」ということよりも 「こんなところによくもマァ・・・」と改めて植物の生命力の凄さ に脱帽する場面なのだ。
 
もし、これがアスファルトをブチ抜いてはえてきたとすれば、それはTV局に電話をして取材に来てもらう価値があると思う。
幾ら植物の生命力がスゴイっていったって、このちっこいキク科の雑草君にはそこまでの力はない。
 
現実的に考えるに、アスファルトの粒と粒の間にある僅かな土というか埃のようなところに根を張って、なんとか生きながらえていうのだと思われた。
ハッキリさせるためには、そうっとコイツを引っこ抜くと、根がどこに生えているかが分かるのだけど、せっかくここまで頑張っているのに、そんな非情なことはできない。
 
そこで歩道の真ん中に腰を落としてこの写真を一枚撮った。
 
踏まれないで頑張れよ、雑草君!!
オレも頑張る!
 

 

2008年5月14日水曜日

アミーゴ!!
    
   
散歩していてスゴイやつを発見した。
   
その名も リュウゼツラン Agave americana
漢字をあてると竜舌蘭となるらしい。
   
幅2~3メートル、高さも2メートルをゆうに超える。デカい。
葉っぱひとつひとつは肉厚で小さい写真の左のように鋭いトゲがはえている。
葉の先端は黒く硬く尖っていて、これで目など突こうものなら失明は免れない。
植物園で来園者の手の届くところにある場合はこの先端のトゲは爪きりみたいなもので切り落としてある。
   
そのおどろおどろしさは、まさに竜の舌のようだ。
   


       
名前に蘭とついているけど、蘭とはなんら関係ない。
花は一生に一度だけ
花を咲かすと枯れていってしまう。
この花を咲かすのに要する時間が数十年とも言われていて、100年に一度花を咲かせる と例えられセンチュリー・プラント(Century Plant)と呼ばれる。
   
イギリスの植物園で、丁度これが花を咲かせるということで、地元のテレビ、ラジオ局と新聞社が押しかけて大騒ぎになったことがある。
花を咲かせる茎は高さ4~5メートルくらいにはなる。
    
想像つきますでしょうか?
    
なんだかとても珍しい植物のようだが、スペインに行くとそこら中にこれがあった。
メキシコ原産なので、恐らくメキシコにも沢山あるのだろう。
   
なので、今日の題名をアミーゴにしてみた。
    
このリュウゼツランのなかでテキラリュウゼツラン Agave teauilana はかのテキーラの原料になる。
   
そんな南米っぽい植物が、東京の街中に植わっているというのも不思議なものである。
しかもちゃんと適応していて、それなりにハッピーに育っているようである。
    
この写真は団地というか集合住宅地の外溝斜面で撮ったもので、植栽した人は 防犯 という主旨で植えたのではないかと想像できる。
    
でも近所の方々は特に気付く様子もなく淡々と通り過ぎる。
なので、「珍しいのよ、コレ」とちょっとスポットライトを浴びせてみた次第である。