2008年9月6日土曜日

ヘクソカズラ Paederia scandebs
    

   
「おーい、これなんだか知ってる?」
親方が僕に聞いた。
  
「ハテ、なんでしょうねぇ・・・」
「おう、これはヨ、へクソガズラってのヨ。ニオイ嗅いでみ、くせーからヨ。だからへクソ(屁糞)カズラってのヨ」
  
親方の知識はスゴイ。学ぶことが沢山ある。
でも、ときどき笑っちゃうようなことをマジメな顔をして言うので、どこまで信じていいか、そのさじ加減が微妙なときがある。
しかし、いずれもウソはなく、あとで調べてホーと勉強なることがいつものことなのだ。

例えば「ションベン虫」というのがあって、これもツマグロオオヨコバイという名前で実在した。(花咲ブログ 3月5日 「啓蟄」 参照)
  
そんなわけで、家に帰って調べたら、ヘクソカズラはやはり実在した。
解説も、親方の言ったとおり「茎や葉をもむと嫌なニオイがします。それで、こんな名前がついてしまいました。」とあった。
  
おそるべし親方の博識。
  
僕の永遠のアイドルである。
  
  

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ヘクソ、最近よく見かけます。。これも雑草!臭い匂いも生きていくための知恵袋!!
よく見るとかわいい花なのに酷い名前つけられちゃって。。ワタシには目玉オヤジに見えますが(笑)万葉集にも「クソカズラ」で登場するようですから古人にも相当強烈だったのでしょう。。英名はSkunk vine 、属名Paederiaも「汚物・悪臭」とかそんな意味ですもんね。。とことん匂いが強調されてますなー(汗)薬用にもなるのにー