2014年9月19日金曜日

スコットランド魂


今日はどうしたってスコットランドが独立するのか否か、が気になって仕方がなかった。

100%日本人の僕にとっては直接的には関係がないかもしれないけど、イギリスを愛し、イギリスに肩入れしている者としては、スコットランドが独立するというのはなんともシックリこない気持ちでいた。

結果的には僅差で現状維持。

まぁ良かったんではないでしょうか。

スコットランドに行ったことはありますか?

ロンドンからだと電車に乗っても6時間近く掛かるので「ついで」というわけにはいかない。

気合を入れていかねばたどり着けない場所。



僕はイングランド北東部ヨークに住んでいたので、比較的スコットランドは行きやすかったこともあって結構頻繁に遊びに行っていた。

スコットランドは北海道くらいの大きさだけど、南半分をローランド、北半分をハイランドという。

僕はもっぱらハイランドが好きで、車にテントと寝袋をのせてハイランド中を巡った。




なだらかな山が連なり、緯度が高いだけあって夏は白夜に近いし、冬は暗い。

色んな冒険をして、今になって思い返すとよくぞあんなことができたな、ということも沢山あった。

詳しくは、花咲「裏」ブログ(スバラシキ英国園芸ノススメ)にときどき書いてあるのでよろしければ読んでみてください。

今回の住民投票に関して地元のスコットランド人のインタビューがテレビなどで流れていたが、そうそう彼らの英語は本当に分かりづらかったなぁと思い出した。

多くの人たちが親日家なので、有難いのだけど、残念なことに言っていることの半分分かるかどうか。

写真はインバネスに出かけて、ネッシーで有名なネス湖近辺を徘徊したときのもの。

イングリッシュブレックファーストも、スコットランドではスコティッシュブレックファーストになります。

内容的にはあまり変わりませんが。



2014年9月18日木曜日

センチメンタルジャーニー


今日は植木屋仕事で世田谷区に出かけていた。

もちろん移動は自転車で。

すっかり秋めいてきて、ペダルを踏むには良い季節になってきた。

仕事を終えてまだ明るかったので、ゆっくりと寄り道をしながら帰ることにした。

246から三軒茶屋を折れて、池尻方面へと向かう。

小学生のころに良く通った釣堀がレストランになっていたり、小学生のころには大盛況だった商店街が寂しくなっていたり、小学生のころに友達が住んでいた「団地」がとてつもなく立派なマンションになっていたり・・・。

僕が小学生だったころって何年前なんだって話。
そりゃ世の中変わるよね。

慣れ親しんだ下北沢がすっかり変わってしまって、自分の居場所がなくなったという寂しさに追い討ちを掛ける感じで、もうなんら自分の育った場所に未練が無くなってしまったなぁと寂しくペダルを踏んだ。

そうそう、自分が通った小学校はどうなっているだろうか。

通学路沿いの友人の家はどうなっているだろうか。

そう思ってかつて通った小学校方面に向かってみた。

着いてビックリ。

ナント、通っていた小学校は更地になっていた。

どうやら立て替えるらしく、フェンスに囲まれた敷地はだだっ広い空き地になっていて、仮設校舎が隅っこに建っていた。

これが未練ナッシング(未練nothing)の決定打となったのは間違いない。

自分が通っていた学校ももう原型を留めていない。

くだらないセンチメンタリズムで頭がいっぱいになってしまった。

今日の写真はまだありし日の母校。

撮影したのは2009年なのでもう5年前か。

この2本の立派なヒマラヤスギも跡形もなくなっていた・・・・。


2014年9月17日水曜日

魅惑の街・東京


昨日たまたまTOKYO MXという東京のローカル番組を観ていたらば、都知事の定例会見なるものをやっていた。

たまにやっているのをチラリと観たことはあったけど、ジックリ観たことはない。

たまたまタイミングの問題で、昨日は知事が
「まず東京都庭園美術館のリニューアルについて・・・」
と話しはじめたので、ついつい観てしまった。

だって都知事定例会見のトップ・トピックスが庭園美術館のリニューアルですよ。

庭園美術館のリニューアルがとても大きな話題なのか、あるいは東京がとても平和な証なのか。

知事によれば、旧朝香宮邸である美術館は長期の改修工事を終え、11月からリニューアルオープンするのだそうだ。

ともあれ、都知事自らアピールに努めるあたり、東京都としても力を入れたプロジェクトであることがうかがい知れる。

庭園美術館のHPを見てみた。
 http://www.teien-art-museum.ne.jp/

スッゴくおしゃれなHPでビックリ。

かなり凝った感じで、気合がうかがえる。

庭園美術館は目白にあり、国立自然教育園にも隣接している。

そうそう、そうだった。

最近行ってなかったなぁ。

11月22日にリニューアルオープンする頃は都内の紅葉も見ごろかな。

是非、一度また足を運びたい都内のナイススポットであります。


2014年9月16日火曜日

雑草カーテン


夏も終わりか・・・・と思ったら、やっぱりぶり返しましたね。

スズムシやコオロギが鳴いていたかと思えばセミも元気に頑張っていたり、マンジュシャゲがそろそろ咲きそうな一方でオシロイバナやノウゼンカズラが新たな花を咲かせていたりする。

まさに夏と秋が拮抗している、そんな季節であります。

夏場にあちこちでみられた緑のカーテンもそろそろ色が黄ばんできて、元気がなくなってきたかな。

緑のカーテンといえば、ゴーヤ、ヘチマ、アサガオ、フウセンカズラなどなど、要は園芸植物を植える場合がほとんど。

これってなんなんでしょう?

もちろん「見た目に良いから」「収穫して食べることができるから」など理由があるとは思うが、どれも園芸植物ゆえ、弱い一面があるのは否めない。

その点、いわゆる雑草の類は多少水が少なかろうが、多少日当たりが悪かろうがスクスクと元気に辺りを覆いつくしてしまう。

例えば、ヤブカラシ、カラスウリ、ヘクソカズラ、クズなんか。

逆転の発想で、こういった普段やっかいなやつらを敢えて味方に付けてしまうというのはどうなんだろう?

どんなに暑くたって
「あいよっ、任しとき!!」
って、グングン育ってアッという間に日陰を作ってくれるんではないだろうか。

まぁヤブカラシやクズをわざわざ植えているのを誰かに見られたら正気の沙汰とは思われないだろうなぁ。

やつらは地植えするからどんどん広がって手につけられなくなるのであって、大き目のプランターなんかで育てればコントロールできる気がするんだけど。

ダメかな。

来年試してみようかな。

2014年9月15日月曜日

空に近い人


空師・・・・

昨日の番組を観ましたか?

実は昨日出演していた熊倉さんのことは、2007年にNHKで放送されたドキュメンタリーをたまたま観ていて知っていた。

それから7年。

僕も7年の間に木に対する興味がさらにわいてきて、知識や技術が増してきて、改めて昨日の番組を観てみると感じ方が微妙に違っていることに気付いた。

まぁ前回は国営放送が作ったドキュメント、今回が民放が作ったバラエティなので「重み」もやや違って然るべきではありますが。

画面から観えた範囲で言わせてもらうと、自分とはかなり方向性が異なる気がした。

それは当たり前なんであります。

なぜなら熊倉さんは「林業の人」で、僕は「林業でない人」だから。

木の伐りかたひとつとってみても、林業の場合は伐る木は大切な「商品」ゆえ、傷がつかないように、商品価値を下げないように、無駄のないようにということが優先されるのだと思う。

例えば切り株だって地際ギリギリで伐ることによって、材木の無駄がなくなる。

木の登り方もまったく自分のそれとは異なっていたし。

でもあの若さで自分の生きる道を決めて、専門性を身につけ、社会から頼られているというのは素晴らしいと思いました。

かなり危険な場面に直面することの多い仕事だけど、大きな事故も無く難題を次々とクリアしていっているのはスゴイなぁ、と。

機会があればあれこれと情報交換などできたら有意義だと思うんだけど。

世の中広い。
いろんな人がいるものだ、と改めて知った昨日の番組でありました。


2014年9月14日日曜日

空師


おはようございます。

昨日はもろもろありましてブログをアップできませんでした。

今晩(14日)21:54からテレビ東京「ソロモン流」という番組で『空師』をとりあげるようです。

空師とは高木専門の特殊伐採を行う専門の人のこと。

ご興味のある方は見てみてはいかがでしょう。

2014年9月12日金曜日

日々是勉強


街歩きをしても、植栽の勉強になるんだよ、という昨日の話。

今日もちょっと用事があって、日本橋方面に自転車で出かけていた。

つい最近できたオフィスビル。

昼休みで木陰で憩うサラリーマンも見かけられたが、最近のオフィスビルの植栽は凝っているところが多くなった気がする。

一昔前であれば、ツツジ、サツキ、そしてケヤキやクスノキを植えておしまい、というところが多かったが、最近はちょっと珍しいもの、さらには種類も多く植えられているし、地面ばかりではなく壁面などにも緑化がなされるようになってきた。

これは楽しい。

何が植えられているか、と観察すると勉強にもなる。

へー、ここにこれを持ってきましたか・・・とその大胆さに敬服することもある。

今日見かけたオフィスビルの植栽は「緑」が多くて楽しかった。



色とりどりの花で見せるのではなくて、色合い、風合いの異なる群葉で見せる方式であったのには大いに興味をひかれた。

いわゆるフォリッジ(foliage:葉、群葉)のテクスチュア(texture:風合い,質感)で見せるということで、大変勉強になりました。

明日から3連休という羨ましい人も多いと思いますが、季節もよくなってきたので街歩きなどいかがでしょうか?


巨木センペルセコイアをもってきた。この先、どうなっていくのか数年後、十数年後が楽しみ。

2014年9月11日木曜日

されど植栽


街を歩いていて、色んな植物を見かける。

そこで何を感じるか?

それは人によっても、そして状況によってもマチマチなんだと思う。

そりゃ待ち合わせに遅れる!といって急いでいるときは植物どころではないし、時間にたっぷり余裕があれば足を止めてつぶさに観察することもできるだろう。

そして何を感じるかは、例えば季節を感じるとか、植物そのものの不思議を感じるとか、色々あるんだと思う。

さらに、何か目的をもって植物の様子を見ているときもある。

例えば、庭を作るとして、生垣に何か良いものはないか、玄関前に植えると様になるものはないか、などとシチュエーションを想定して、それに最も適したイメージを重ねて探す、ということもあるだろう。

実は現在、とある植栽の仕事のご依頼を頂いていて、何を植えたものか思案している最中なのであります。

なので街歩きではもっぱら、「これは使える!」とか、「これはイマイチ」などといった尺度でモノを見がちなんであります。

例えばこのローズマリー。

玄関アプローチに這うように植えられている。

これはシンプルでなかなか良いんじゃないの、とヒントとして頂戴する。

ローズマリーは写真のように地を這うような「匍匐性」のものと、ニョキっと垂直方向に育つ「木立性」のものがある。



匍匐性のものであればご覧のようにグランドカバーのような使い方も可能であります。

ただね・・・

ローズマリーは生長とともに、「木化」といって、だんだん木のようにゴツゴツしてきてしまう。

なのでこのように植栽したてのようなしなやかな青々しさを長く保てるとは思えないんだよね。

・・・ということで、何を植えるかと考え出すとその植物の将来像、はたまた普段のメンテナンスのことなどにまで思いを馳せるので結構な時間とエネルギーを要してしまうのであります。


2014年9月10日水曜日

紫色の蚊取り線香


今日は植木屋仕事をしておりました。

秋の気配といえど、やぶ蚊はまだまだ健在。

蚊柱がたつほどの現場だったので、蚊取り線香を使用。

親方の手元から出てきたのは、なんと紫色の蚊取り線香。

これが噂のラベンダー蚊取り線香。

とても不思議な感じです、蚊取り線香が緑色でないというのは。

早速点火。

するとなんとも不思議な甘い香りが漂ってきました。

怪しげなお店で、怪しげなお香を炊いているような感じといえば良いでしょうか。

この香りを腰に下げて一日中仕事をしていましたが、ニオイのせいか、ちょっと気合が入らない感じでありました。

蚊といえば巷ではデング熱でもちきりですが、今日一日で15箇所くらい刺されたでしょうか。

今のところ元気です。

わが身をもって、日本の公衆安全を訴えたいと思います。

2014年9月9日火曜日

ハスの造形美


稲は田んぼで育てるもの。

でも、最近はベランダなんかでも、水をはった漬物桶のような容器でもお米を育ているのを見かける。

同じくハスも上野の忍池に群生しているように池で育つものだけど、たらいのような容器で育てているのを見かけることがある。

ついでに金魚なんかも泳がせちゃったりして。

ハスの花が終わると、今度は実をつけるのだけど、改めてハスの実を見るととても面白い。


ご覧のように21個のスロットがあって、実がなっている。

5個くらい「空き」が見えるけど、それは生育不良な実なんだと思う。

黄緑いろのハス口に群青色の実。

自然が作り出したものとはいえ、その色彩、形状、配列には感心させられる。

スゴイよね、これは。

ハス口といったけど、ジョウロの先端部分、水がシャワーのようになって出てくる箇所を「ハス口」というらしい。


確かにこのハスの形と似ている。

上手く言ったものだ。

因みに「ハス口」は英語ではなんと言うか知っていますか?

正解は「rose」と言う。

そう、あのバラと同じ綴りです。

意外でしょ。

そんな身近で案外知らない、そしてかなり役に立つ園芸英語講座「園芸英語から読み解くイギリスガーデン事情」は毎月第二日曜日開催。

そう、今度の日曜日です。




2014年9月8日月曜日

ドライやよいひめ


この前、といっても一ヶ月ほど前。

自然観察に赤城山に出掛けた帰りに、道の駅に立ち寄った。

新鮮な野菜などが格安で売られていて、かなりの人で賑わっていた。

店の中を物色しながら歩いていると、あるモノに目がとまった。

『ドライやよいひめ』

テレビ東京の確かガイアの夜明けだったかな、ちょうどドライやよいひめを取り上げた番組を観たばかりだったので、思わず立ち止まった。

番組の内容としては以下のようなものだった。

イチゴといえば「あまおう」「とちおとめ」など、品種毎のブランド化が進んでかなり売れているが、知名度の低いイチゴの売り上げはイマイチ。

群馬のやよいひめもそれなりに品質、味に自信があるものの知名度がないために苦戦を強いられている。

なんとかして売る方法がないか?

それは付加価値をつけることではないか。

そこである女性技術者が思いついたのが「ドライいちご」

ドライ・マンゴーなどから発想を得たもので、イチゴをスライスし乾燥させる。

すると「イチゴ・チップ」のようにして新しい食感を味わえるようになり、これを大々的に売り込もう・・・

大雑把だけど、確かそんな話だったと記憶している。

そのドライやよいひめを売っていたので、ちょっと躊躇いつつも買ってみた。

躊躇った理由は値段とそのボリューム。

一番下の写真を見てもらえれば分かると思うけど、これで一袋400円也。

取り出してみるとイチゴの色も、ドライにしてはまずまず鮮明に現れている。

イチゴの断面に見られる独特の実に向かって走る線もそのまま。



見た目は良いのではないかと思う。

いざ、実食!!

口に含んだときにイチゴの香りが広がるのは評価できる。

・・・が、味はもちろん生のイチゴのほうが格段に美味いと思ったよ。

奥歯にひっかかる、ネチョッとした食感もちょっと気になった。

イメージしたパリッという感じではなかった。

これがイチゴ1パック買う値段よりも格安なら、納得感はあると思うけど、このワンパックで400円でしょ。

まったく個人的な感想で恐縮はありますが、「ビミョーだなぁ」と思いました。

番組ではこれが素晴らしいと評価され、有名デパートに出入りしているチョコレート屋さんとの取引が決まった、というようなシーンがあった。

確かにこれだけを食べるというよりは、何かと混ぜたり、合わせたりしてアレンジするといいんだろうな。

となると「やよいひめ」がイチゴとして優れているのではなくて、ドライする技術が優れていて、ドライさせるイチゴはなんだって良いことになりやしないか?

まぁ、僕の信条としてテレビなどで見たものを鵜呑みするのではなく自分でなるべく確かめてからモノを言うということがあるけど、実際にドライやよいひめを食べてみての率直な感想でありました。

アナタなら、このドライやよいひめ、一袋400円で買いますか?



2014年9月7日日曜日

日曜放談 09月07日


今日は涼しかった。

というか、肌寒いと感じるときもあったくらいに気温は低め。

本格的な秋の訪れと理解していいのだろうか。

まだ油断できないなぁ。

また2、3回暑さがぶり返して「騙された!!」と思うんではないだろうか。

さて、以前も書いたけど街では秋~冬商戦が始まっている。

ダウンなどの冬着も前面で売られているし、おでんなんかも普通に見かけるようになった。

コンビニの飲みもの売り場に行けば「秋」をテーマにした飲み物、とくにアルコール飲料が沢山並んでいる。

アルコール飲料の季節商品が出回るなんてのは日本以外にはないのではないだろうか。

通年「夏」で四季のないシンガポールにはもちろんこういうものはないだろうなぁ。

でもいったい何が秋なのか?

それを確かめるべく並んでいたものを一通り買ってみた。

ビールや発泡酒、第三のビールに関しては琥珀色のスモーキーなフレイバーが特色だろうか。

缶チューハイの類はリンゴやブドウなどの秋の果物を取り入れてるのが特徴である気がした。

飲んだ中ではキリンのビール「秋味」が美味しかった。

意外なところでは「秋りんご」というチューハイもなかなかイケた。

チューハイはジュースみたいで、お酒っぽくないけどね。

こんなところにも秋の味覚。

今日は目黒で秋刀魚が振舞われたようだけど、秋刀魚とビールなんてもの良いねぇ。

2014年9月6日土曜日

健気なスミレ


急に涼しく秋めいて・・・

なーんて言っていたら、まだ結構暑かったりしてね。

いっときの刺すような日差しではないけど、蒸し暑さはなかなかのもの。

昨年も9月いっぱいくらいは暑かったものね。

まぁ何事も少しづつというのが良いでしょう。

夏から急に冬になっても困るし。

さて、昨日は「山歩きのススメ」といって書いてみたけど、街歩きだってなかなか捨てたものではない。

都会のコンクリートジャングル、アスファルトジャングルにも植物たちは健気に育っている。

先日見かけた、健気な植物はこれ。

スミレであります。

何が健気って、このスミレはどこに根を張って、どこで育っていると思いますか?

写真をジックリとご覧頂きたいが、これ、なんとアスファルトに根を張っているのだ。

正確にはアスファルトの隙間を縫ってその下にある土に根を張っているのか、もしくはアスファルトの隙間に存在する僅かな土に根を張っているのか、それはこのスミレを引っこ抜いてみないとわからない。

そんな残酷なことは出来ないので、それを確かめることはしなかった。

スミレがこうやってアスファルトから顔を出しているのは、案外頻繁に見かけるものだ。

彼らのたくましさたるやスゴイねぇ。

なにもこんなところで・・・・と感心するやら、同情するやら、呆れるやら。

こんなところに生えてしまうのは、恐らくタネをここに運んだ輩がいるから。

その輩とは、恐らくアリなんだと思う。

スミレの種子散布法にはふたつあって、①アリが運ぶ、②自らはじけて飛んでいく、が知られている。

①の場合はアリの好むエライオソームという物質がスミレのタネの周りに付いているので、アリがこれをエッサエッサと運ぶのだけど、たぶん途中で飽きちゃったのかな。

アスファルトからひょこりと顔をのぞかせるスミレを見て、「どうして君はここに??」と問いかけてみるのも楽しいものだ。

2014年9月5日金曜日

山歩きのススメ


今日の夕暮れ時、西の空を見ましたか?

燃えるような夕焼けではなく、重たそうな雲が幾重にもなって微妙なグラデーションを醸していて思わず足を止めた。

あいにくカメラを持っていなかったので、写真は撮れなかったけど、この胸にしかと刻み込んだ。

そうやって空の様子やら、雲の様子をみていると、季節は確実に夏の終わりを告げているように見えた。

秋かぁ・・・・

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋などなど、何をするにしても良い季節になってくるなぁ。

最近、忙しいこともあって足が遠のいてしまっているけど、山歩きなんかも再開したいものだ。

そういうえばこの前、とても興味深い2冊の本を見つけた。

①日本一の巨木図鑑(文一総合出版)ISBN: 978-4-8299-8801 3
②日本の森100(山と渓谷社)ISBN: 978-4-635-78005-6

どちらも樹木に着目しているとことが共通している。

巨木、古木は、それだけ長い年月を生き抜いてきただけあって、我々を魅了するし、畏怖の念さえ抱く。

山歩きには色んなテーマがあると思う。

山野草をみる、温泉につかる、美味しいものを食べる、ひらすら高い山を征服する・・・。

どんなテーマがあってもいいけど、巨木、古木を見るというテーマがあっても良いと思う。

特に②は樹木にフォーカスし、モデル的な山歩きルートも示してくれている。

季節も徐々に良くなってくることだし、山歩きに出かけるなんてのも悪くないなぁ。

2014年9月4日木曜日

気まぐれ報告会のお知らせ


シンガポール・ガーデンフェスティバルに審査員として赴いたのは先月のこと。

審査員というこれまでに経験のない立場でガーデンフェスティバルを見てみるという貴重な体験をさせてもらった。

これまでもチェルシーやハンプトンはもちろん、国内外でのガーデンフェスティバルやフラワーショウを見てきたが、審査といういわば「裏方」でいったい何が行われているかは、想像の域を出なかった。

今回審査員として招かれたのは僕の他は、イギリス、オーストラリア、アメリカ、フランスなど。

僕の担当したLandscape Garden部門の審査委員長はチェルシーフラワーショウでも長年審査委員を勤めた大御所だった。

そしてシンガポールガーデンフェスティバルの審査基準はチェルシーフラワーショウのそれを準用しているという。

・・・ということは、チェルシーで審査員たちがどういう基準で、どういう判断をしているのか、というこれまでベールに包まれた部分に直接自分が関わることでその全貌が分かったのだった。

これってスゴイことだぞ、と一人でとても興奮したし、ここぞとばかりにその大御所に根掘り葉掘りあれこれと聞いてきた。

さらには門外不出(?)といえるような審査資料も入手してきた。

そんなフラワーショウの超・裏話を限定15名様にコッソリお話ししようと思います。

*日時:2014年9月21日(日)10:00~12:00
       9:45受付開始
*場所:高崎設計室1F
       東京都渋谷区笹塚3-37-16
*定員:15名(先着順)
*会費:3000円
*お問合・お申込: event@hanasaka-engei.com

講演終了後、近所のイタリアンでランチをしようと思っています。
ご希望の方はお申込み時にその旨お知らせください。

因みに前回は、講演2時間、ランチ3時間という大盛り上がりをみせました。
参加者同志の交流もまた楽しみの一つです。

お待ちしております!

2014年9月3日水曜日

もっと光を・・・

(NHK 9月3日)

テレビなどでもすでに報道されていることだけど、八百屋やスーパーに行くとある異変に気付かされる。

何って、野菜の値段です。

例えばレタスなどは一玉200円くらいする。

しかも、言っては悪いが「貧弱で美味しそうではないレタス」が200円です。

いつも出かける八百屋さんでレタスを買おうとしたらば、「今日はレタスはありません」と言われてしまった。

仕方がないので、某大型スーパーに行ってレタスを求めることにしたのだけど、棚に置いてあるレタスは売り物と思えないほど貧弱なレタスだった。

そこでハタと気付いた、というか実感したのだ。

ああ最近の雨、日照不足が原因かぁ・・・・、と。

昨日の東京は天気が良かったが、夕方のNHKの天気予報で最近いかに日照時間が少なかったかという話題を取り上げていた。

番組によれば、日照時間は8月24日5.6時間であったのを最後に、25日0.9時間、26日0時間、27日0時間、28日0時間、29日0時間、30日1.9時間、31日2.1時間、9月1日0時間、そして昨日2日が10.2時間だったとのこと。

実に9日ぶりに日差しがあったというのだ。

特に26日~29日の日照時間ゼロ行進はスゴイ。

4日間まったく日が照らなかったってことでしょ。

そりゃ植物の生育にも変調をきたすよ。

いうまでもなく、植物にとって太陽の光は自分の生長には欠くことができない重要な要素のひとつだ。

光合成をおこなうには光がなければならないのは、光合成の字を見てもわかるでしょ。

それが4日間、まるっきり太陽が顔を出さないとなれば・・・

どうやら今後は秋らしい気持ちの良い日が差すとの予報なので、野菜をとりまく問題も少しづつ解消されていくとは思うけど、改めて太陽の大切さを実感する出来事でありました。

2014年9月2日火曜日

デング騒ぎ


連日大きなニュースとなっているデング熱。

僕は医者でも、伝染病の専門家ではもないけど、敢えて誤解を恐れずに申し上げると、ちょっと騒ぎすぎではないか、と。

国内で70年ぶりに感染が確認されたというけど、実はそれまでにも感染した例はあったのではないか?

ただ原因不明の熱ということで、時間が解決してきたのではないかと思うのだ。

それがたまたま今回、デング熱ということが分かって、「代々木公園」「高熱」というキーワードで心当たりのある人が検査を受けたらばデング熱だった、ということで患者数が増えているのではないかと素人的発想で恐縮だが思っている。

公園を封鎖し、蚊の殺虫剤を撒いて・・・・

スゴク大袈裟な感じがするけど、蚊だって代々木公園の外の近隣にいくらでもいるわけで、公園だけ蚊を駆除したってその効果のほどははななだ疑問。

蚊なんて放っておいても、夏が過ぎれば時期に息絶えるのだから、あまり神経質になるのもいかがなものかと思う。

蚊に刺されなければ問題が無いのであれば、よく言われているように長袖・長ズボンで肌の露出を減らし、虫除けスプレーを使うとか、どうしても嫌なら代々木公園に近づかなければ良いだけのことではないかと思う。

何かコトが起きるとマスコミは一斉に同じベクトルで邁進するのは怖い気がする。
その一方でとても飽きっぽいところもあるし。

報道すべきは、あるいはもっと人手とお金を掛けるべきは、もっと別にあるのではないだろうか、と。

エボラとか、あるいは広島の災害だとかさ。

普段時事ネタにはあまり深入りしない花咲ブログで、なんでこんなに熱く語るかといえば、それはもちろん子供向けの自然観察を代々木公園で開催しているからだ。

そりゃ気になるでしょ。

色んな意味で安全が前提なわけだから。

次回「秋の植物たち」(11月30日)のときには、もちろん蚊に刺される危険はないだろうが、イメージってものもあるしね。

事態の早い収束を願っております。



2014年9月1日月曜日

新学期


今日から9月。

今年も4分の3が終わってしまった・・・。

さて子供たちの夏休みも終わって今日から新学期という方も多かったのではないだろうか。

夏休み最終日の日曜日、僕宛てにメールが届いた。

夏休みの自由研究に「タネ」を取り上げたとのこと。

「発芽実験」を行って、色んなタネを比べてみたらしい。

そして添えられていた一枚の写真。

タイトルに「ぼくだけの植物図鑑2 ~種子の力~」とある。

彼は今年中学一年生となったが、2年ほど前から僕がやっている子供向け植物観察イベント「自分だけの植物図鑑を作ろう!!」に参加してくれていたのだ。

中学生となって「卒業」と相成ったが、「時間が許せば遊びに来てね」と言ってあって、ときどきお兄さんとして植物観察イベントにも顔を出してくれる。

こういう繋がりは本当に嬉しいよね。

そしてご覧のように、植物観察イベントを卒業した後も自ら興味をもって植物観察を継続しているのだ。

素晴らしい!

「ぼくだけの植物図鑑2」とあるけど、「1」も以前拝見したことがあるけど、こちらの頭が下がるほど熱のこもった力作だった。

今回はまだ写真だけしか見ていないけど、ご覧のように様々な木の実からタネを採取して標本作りをしているのが分かる。

前回以上の出来栄えに違いない。

確かに僕は子供向け、あるいは親子向けの自然観察をしているけど、そのときを楽しく過ごしてもらえることも大切だと思うけど、さらにできれば、この子のように自ら興味をもって能動的に働きかけるキッカケ作りができればなぁといつも思っている。

なので昨日頂戴した写真付きのメールは本当に嬉しかったし、皆様にも是非ご紹介したいと思って今日取り上げさせていただきました。

皆、どんな夏休みでしたか?