2021年9月14日火曜日

今年のキンモクセイは異常


夕方、家に向かって歩いていた時。

ある角を曲がったところで、甘い香りが漂ってきた。

それがキンモクセイと分かるまで、ちょっと時間がかかった。

なぜならそれはちょうど一週間くらい前、9月7日のことでキンモクセイが咲くにはあまりにも時期が早かったから。

えっ、もう??

季節的な時期と、キンモクセイの香りが漂う時期が自分のなかですぐに繋がらなかったのだ。

キンモクセイはこのブログでも何回か取り上げていて、それによれば開花時期は9月後半~10月上旬といったところだろうか。

9月上旬にキンモクセイの話題を扱ったことはなかった。

まさに異常気象の賜物。

賜物ってほど有難いことではないけど。

桜の開花もそうだけど、我々の伝統的な生活習慣にちゃんと寄り添って欲しいものだ。

こうやって咲かない時期に咲いたり、咲かない場所で咲いたり、という異常が正常になっていく時代がくるのだろうか。

各地で聞かれる豪雨、旱魃、山火事、洪水などの話題を耳にすると「キンモクセイが咲き始めたね」なんて呑気なことを言っていられれなくかもしれない。

そんな危機感を感じるキンモクセイの香りの話でありました。

2 件のコメント:

ごまちゃん さんのコメント...

キンモクセイもそうだけど、彼岸花も早かったですね。
これから二十四節気の季節感や風情はどうなるのかな…。

花咲ジジイ さんのコメント...

そうですね~。なんでもかんでも「異常」だとそれが「正常」になっちゃうのかな。なんとも暮らしづらい世の中になってきました。心配。