冬には色がない、咲いている花がない、とお嘆きの貴兄にお送りします、ロウバイ。
半透明の曖昧な色の花がなんとも冬のドンヨリした空と妙に合う気がするのは僕だけでしょうか。
この蝋細工のような花からロウバイという名がついたという人もいます。
街で見かけたら、ニオイも嗅いでみよう。
わざわざ鼻を近づけるまでもなく、甘い香りがあたりに漂っているとは思うけど・・・。
実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。