2月も半ばに迫ってきた。
早いものである。
昨日、今日と底冷えのする一日だったが、なんとなく春の兆しも見えなくもない。
例えばジンチョウゲ。
もうツボミがかなりぷっくりしてきている。
ジンチョウゲの香りが大好きで、この香りをかぐと胸がキュンとなってしまう。
初恋の香り?って訳でもないけど、そういうウブな心をもっていた歳の春先にこの甘い香りがただよっていたという記憶があるのだ。
そういう気分とこの香りがセットになっていて、この香りをかぐたびに、そのころの気持ちを思い出すのだ。
あともうひとつは、震災のとき。
2年前の3月11日に大きな地震があって平静でいられなかったときにこのジンチョウゲの花が咲いていて甘い香りが漂っていたのである。
なんかあの時にこの香りでちょっとだけ救われた気もしたな。
そんな切なくも甘酸っぱいジンチョウゲが咲くのもあと数週間後だと思われます。
0 件のコメント:
コメントを投稿