そんな訳で完全無欠のマスクメロンに浮かれた昨日。
残りの半分も今日無事に胃袋に納めた。
たかがメロンになんだかとても軽薄な人間のように思えたかもしれない。
「文章的」にわざとそう書いたんですよ。
なので、そんなに引かないでいただきたい。
さて、今回知った事実のひとつとしてマスクメロンはマスクメロンにあらず、ということがあった。
どういうことかというと、マスクメロンのマスクは仮面舞踏会の mask ではなく、ジャコウのムスク musk なんですってね。
香りがムスクのように強いので、そこから名前が付いたんだそうだ。
知ってました?
じゃぁ、マスクメロンじゃなくて、ムスクメロンじゃないの、と言いたい。
僕なんかどっちかというと、ジムキャリーの映画「マスク」を勝手に連想したりしていたもの。
あれも主人公が緑色のマスクをつける話で、緑色ってのがメロン的だと思った。今回の件を機にマスクメロンの名の由来が分かっただけでもひとつ賢くなった気がする。
さて、メロンを美味しく頂戴してそれでオシマイか、といえば否である。
そこは花咲ジジイ、転んでもただでは起きません。
食べ終えてお皿を洗おうとして、残った皮とタネをジーッと見ていてハタと閃いた。
これを植えてみてはどうか?
なんせ一玉一万円はくだらない高級果実であります。
まぁ収穫までには至らないまでも、しばしメロンが発芽して葉っぱを茂らせる様子だけでも観察できたら面白いんじゃぁないか、と。
観葉植物と割り切って葉っぱを楽しめば。
そこで早速ザルを用意して、タネを集めて洗って天日干しにしてみた。
所詮タネはタネ。
こうやって見るとその辺のウリ科のタネにしか見えない。
もし。
もしもですよ、これらすべてにメロンがなったら・・・・
一玉一万円として百粒以上あるから・・・・
ウキーッ!!
あっ、これも「文章的」に面白く書いているだけなので引かないように。
どうもマスクメロンは一つの株から一つしか作らないらしい。
さらに徹底した温度と湿度の管理のもと、やっと実を結ぶらしく、我が家ではやる前から無理なことは分かっている。
せめて葉っぱだけでも。
そういえば 「捨てるな、うまいタネ」 って本知ってます?
こうやって食べて残ったタネを植えてみるという話なんだけど、あの本は面白かったなぁ。
着眼点が秀逸。
その本にあったようなことを今回ちょっとだけ実践してみようかなと思って。
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