2019年2月22日金曜日

園芸の愉しみ vs ローメンテナンス


最近良く耳にする言葉「low maintenance」

園芸離れの一因に、植物の世話に手間が掛かることが嫌われているのではないか?であるなら手間の掛からない植物を広めよう・・・

水遣りがほとんど要らない、植えたあとはほとんど何もしなくて良い。ホント??

なんか違和感がある。

愛煙家の間にもローニコチン、ロータールを競うタバコがあるけど、だったら吸わなきゃいいのにと思う。

植物もそんなにローメンテナンスが良けりゃ造花で良いのでは?と思っちゃう。

僕が思うに、そもそも園芸の愉しさは手間を掛ける愉しさでしょ。

日々、植物と向かい合ってそこから発信されるサインを読み取って水やりしたり、肥料をやったり。

不調をいち早く察知して害虫被害を最低限に抑えたり。花がら摘み、切り戻しなどで花を長く楽しんだり。

株が大きくなったら株分けしたり。

もちろん失敗もあるけど、そうやって腕を上げていくものなはず。

そういう植物との対話=手間を愉しむのが園芸の本質のはずなのに、手間が掛からない植物がウケるというのはなんとも皮肉。

作る側、売る側もそういう発想を変えて、どうやったら皆に園芸技術を理解して身につけてもらうか、買い手(顧客)を導く方法を考えたほうが長い目で見ると良いと思うんだけど。

もちろん都会暮らしの働き盛りの人たちには、そういう時間もないし手間も掛けられない、でも植物は育ててみたいというニーズがあることは理解できる。

理解したうえで、皆がローメンテナンスな方向に突っ走るのはいかがなものかなと思うんだよねぇ。

2019年2月19日火曜日

別の意味での我慢



クリスマスローズ展、っていう展覧会なわけで、もちろんどのクリスマスローズも晴れの舞台で輝いていた。

一方、自分が世話をしている花壇では・・・

昨年9月頃だったか、出回り始めたばかりのクリスマスローズを二株手に入れて植えてみた。

現在、ご覧のように花芽がついてツボミが膨らんできた。

ただし、ツボミはひとつだけ。

ただし、ツボミがついているのは二株のうちの一株だけ。

なんか不完全燃焼なんであります。

そんなところにもってきて、クリスマスローズ展で満開の株を見るとやはり考えさせれてしまうよなぁ。

でも焦らない。

ここはひとつ長い目で暖かく見守っていきたい。

大きな株は高いけど、それは小さな株だって育てば大きくなる。

さらにこぼれ種で結構増えたりもするので、あまり欲張って植えてしまうと後で増えすぎて困ることになると踏んだのだ。

ここは我慢。


2019年2月18日月曜日

我慢

なんかこの淡い黄色が良いなぁ

店員さんがサンプルで持っていたのはもっとたくさん花が咲いていた

というわけで大盛況のクリスマスローズ展。

買い物目的で来ている人も多かったようで、宅急便コーナーなんかも大忙しだった。

現在世話をしている花壇に植えたいなぁと、ちょっと食指が動いたのは名前は不明だけど黄色いクリスマスローズとプチドールダブルというもの。

前者はこんな黄色がこの時期に花壇に混じれば映えるだろうなぁということで、そして校舎は小ぶりの花が沢山咲いているのを見て良いなぁと思った。

ただねぇ、この前ご近所の園芸店で買って植えたばかりだしねぇ。

そしてお値段もなかなかのものだったので、結局財布は開かずに帰ってきた。

こういうときに、ここぞとばかり買いまくって後で後悔って人も多いだろうなぁ。

テンション上がっちゃうものねぇ。

2019年2月17日日曜日

クリスマスローズの世界展


原種についての説明。勉強になる。

すごい人。人ごみの中ではマスクが有効だね。

皆さん熱心!

池袋サンシャインシティで開催されている
クリスマスローズの世界展
に出掛けてみた。

数年前に一度行ったことがあったが、今回驚いたのはその盛況振り。

以前はここまでの熱気はなかったのではないかと思う。

初日、午前中だというのに(いや、初日、午前中だからなのか)押すな押すなの人だかりなんであります。

入り口付近の原種に関する説明を読んだところまでは良かったが、その後は人の波に流され、翻弄され、出口まで。

これではいかん、と再入場して再び入り口から第2ランドをしようかと思ったら、再入場は出口から遡るしかないというので、再入場ではなくそのまま踵を返して人の流れを逆行した。

展示も人気があるが、販売がとくにすごい人だかりだった。

なるほど、ここにクリスマスローズを買いにくるわけだな。

それと熱心に写真をとる人たち。

スマホあり、デジカメあり、一眼あり、皆熱心なんであります。

SNSなんか見ていると、同時期に東京ドームで開催されてるラン展も大盛況の様子。

ラン展も数年前はそれほどでもなかったけどなぁ。

思うに、5月の国際バラとガーデニングショウがなくなってしまったので、園芸ファンのイベントの「はけ口」としてこういうイベントにより人が集まるようになったのではないか?

クリスマスローズの世界展は今日(2月17日)まで。
今日16時からは展示花の一部を出品するオークションもあるそう。
気になる人は急げ!

(つづく)

2019年2月14日木曜日

モミジバフウ



寒くて乾燥した日が続いているけど、空気は澄んでピリッとしていて嫌いじゃない。

空を見上げれば透き通ったブルー。

木の枝からなにかポンポンがぶら下がっている。

見た目、ススカケノキ(プラタナス)と似ているがちょっと違う。

あっ、スズカケノキは鈴のような実が木の枝にひっかかっているように見えるからついた名前だそうで言いえて妙である。

地面を見れば実が落ちていた。

これはモミジバフウ Liquidambar styraciflua 

実をよく見ると穴がたくさんあいているのが分かるだろうか?

その穴からタネがこぼれて飛んでいく仕組み。

なので落ちてきたこのイガイガの実は概ねからっぽということになる。

拾って振ってみるといい。

中から数個タネがでてくるかも。

2019年2月12日火曜日

選手交代のお知らせ


飯田橋駅前、早稲田通りに面した植え込みにプリムラ・ジュリアンが新たに植えれたという話を書いたのは11月5のことだった。

それからわずか2ヶ月後。

つい先日通りかかったら、なんとすべてビオラに入れ替っていた。

植え替えるタイミングとしては随分早い。

通常、花壇は春~夏、秋~冬で入れ替えるものかと思うが、プリムラ・ジュリアンもビオラも冬の花。

察するにプリムラ・ジュリアンがうまくいかずに入れ替えたものと思われる。

プリムラ・ジュリアンは株がどんどん大きくなるという植物でもないので、当初植えたときのサイズをたいてい維持する。

言い換えれば見栄えは、時の経過があってもさして変わらない。

いや、逆に見栄えは下がっていく一方。

なぜなら水遣りをしないことによる苗の萎縮、そして心無い人が踏みつけることによるダメージ。

見栄えは悪くなることはあっても良くなる要素がない。

たまたま見かけたのは、ヨロヨロの老人が花壇を跨いで道を横断しようとしていたが、気持ちは「跨いでいる」のだけど、実際は遠慮なく花壇のド真ん中を踏みつけていった。

注意するのも憚れるような老人だったので、あーあ、と思って見ていた。

まぁこんなところに花壇を作ること自体間違っているのかもね。

花を踏んでは可愛そうといって、道路の横断を控える効果を狙ってのことかもしれないけど、そういう場面に遭遇すると決して良い気分はしない。

ということで思わぬ早いタイミングでの選手交代。

果たしてビオラ選手はどこまで頑張れるだろうか?

2019年2月10日日曜日

雪化粧



東京でもまたまた雪の予報だった。

備えあれば憂いなし、降ってからでは遅いので早めにまたサルビアを束ねてフェンス側に引っ張っておいた。

この前は空振りだったけど、今回はちょっとだけ雪が降った。

やや拍子抜けだけど降らないに越したことはない。

葉っぱはうっすらと雪化粧。

この程度でよかったなぁ。

見れば分かるようにまだツボミが沢山あるので、まだこれから一花咲かせて欲しいのだ。

頑張れ。

2019年2月8日金曜日

雪よ降るな 降らないでくれい

これはイメージ写真。数年前の名古屋東山植物園。

北海道をはじめ、地域によっては大寒波が押し寄せている。

東京も明日土曜日は雪かも、なんて言っている。

本当か?

できることなら降らないでほしい。

それはこの前も書いたけど、密かに育てているサルビアを案じてのこと。

この前は幸いに降られることなくダメージはなかった。

もちろん今日も紐でサルビアの枝をまとめて、後ろのフェンスに引っ張っておいた。

仮に降られてもダメージが少ないように。

雪は植物にとって害か?といえば、その温度による生理的障害はそれほど問題ではない。

雪って案外暖かいもの。

それよりも雪の重さ(重量)による物理的障害のほうが問題なのだ。

枝が折れたり。

サルビア程度ならまだ良いが、大木の枝が折れたり、大木そのものが倒れたりすると惨事となりかねない。

色んな意味で明日の雪予報、空振りに終わってほしい。

2019年2月6日水曜日

たくましき商魂



これを採って売る。シンプル。

これもいささか古い話題で恐縮だけど。

世田谷ボロ市をご存知か?

毎年12月と1月に2回開催される安土桃山時代の楽市にそのルーツがさかのぼるという伝統の市。

もともと世田谷区民だったこともあって、これまでに何回か繰り出したことがある。

とにかくスゴイ人の数に圧倒されること、そして寒いこと、この二つが印象にある。

700を超える露天がでるので、食い歩きといきたいところだが、場所によっては満員電車のようなカンジでそれもままならない。

なんてったって三軒茶屋から世田谷線で次々と人が送り込まれてくるんだから。

露天の中には植木屋道具を扱う、たとえば鋏屋さんなんかもあって楽しい。

そんななかで見つけたぞ、すごいのを。

風呂敷と新聞を広げた行商風のおばさんが売っていたのは・・・・

なんとカラスウリの実ではないか。

幾つかつるで繋がっているが、ひとかたまり300円という値札がついている。

やったなー、これ。

カラスウリの実なんて散歩していればちょくちょく見かけるでしょ。

これを採取して売っちゃうってんだから、なかなか逞しい。

ぼくもドングリやら、松ぼっくりやら、木の実やら、葉っぱやら集めてきて売っちゃおうかな。

結構な品揃えが提供できると思うんだけど。

2019年2月4日月曜日

蠟梅(ロウバイ)


まだ2月。

寒いんだけど、春の気配を感じる。

例えば最近日が伸びたと感じませんか?

東京の日入りは17:12だし、日出だって6:38。

冬至も過ぎて明らかに春に近づいている。

となると、サクラはいつかという話題になりがちだけど、サクラの前に色んな花が咲くよ。

マンサク、フクジュソウ、スイセン、ジンチョウゲ、ミツマタなどなど。

その多くが黄色い花というのも興味深いけど。

ロウバイの甘い香りに包まれたいという方は、各地にあるロウバイの名所に行くといい。

たとえば西武線で見かけたのが

「長瀞宝登山 蠟梅ハイキング」

下手するとハイキングしか読めないよね。

長瀞=ながとろ、宝登山=ほどさん、蠟梅=ロウバイ

日本語も難しい。

しかしロウバイくらいはカタカナのほうが親しみやすくて広告という点ではよかったのではないか?

(注意して見てみると蠟梅は「にくづき」であって虫へんではないね。パソコンでは変換できないのでそのままにした。このあたりの難しさが植物を敬遠する人を増やしているのではないか?薔薇だって読めても書けないぞ。)

2019年1月31日木曜日

雪対策



今晩だか、明日だか、雪が降るらしい。

困るのは頑張って育てているサルビアが雪の重さで折れてしまうのではないかということ。

そうならないように、先ほど紐で枝を束ねて後ろの壁にくっつくように引っ張っておいた。

これで雪が積もる面積が減り、雪のダメージも軽減できるという目論見。

今どうにか花がちらほらと咲いているが、これが折れてしまったらそれでオシマイ。

せっかくなんでもう少し頑張って欲しい。

できるなら雪そのものが降らないでほしい。

まさに天に祈る気持ち。

2019年1月28日月曜日

ネギ


ネギを買って、残った部分を冷蔵庫で数日置いておいた。

納豆に刻んで入れようかと出してみたら、切り口の中心部が数ミリ伸びていた。

冷蔵庫の中、もちろん根はなく、土も、光も、水もない。

さらに気温が低い。

こんな悪条件でも成長しようとしているネギのけなげさを目の当たりににして、しばし見入ってしまった。

興味深いのは成長しているのはネギの中心部で、外側はそうでもないこと。

ネギの切り口からも分かるように、ネギは茎の中がラップ状に何十にも巻かれている。

この中心部分が成長するのだろう。

もっと深掘りするともっと学べそうだ。

2019年1月23日水曜日

珍・ゴムの木




アスファルトの隙間に食い込んでしぶとく生きるコキアやモッコウバラについて書いたが、そういう目で街を歩くとそんな風景にちょくちょく出会う。

これは神田。

ひょろりと伸びたゴムの木、4メートルくらいあるだろうか。

そしてその根元には図体の大きさに釣り合わない小さなプラスチック鉢が。

この体がこの小さな植木鉢に収まるわけがない、と良く見てみると・・・

案の定、裂けたプラスチック鉢から太い根がアスファルトとコンクリートの間に食い込んでいる。

スゴイなぁ、これ。

このゴムの木があるのは神田で有名なカレーの店「トプカ」の前なので、是非カレーを食べがてらこの奇特なゴムの木をご覧頂きたい。

2019年1月17日木曜日

珍・モッコウバラ

日当たり良好!

立派な幹

形ばかりの木枠プランター

昨日の珍コキアのよこに大きく育っているのはモッコウバラ。

そのお宅の居間が外から見えないようにシッカリとした目隠しにもなっている。

幹だってご覧のように人間の腕くらいある。

しかしそのモッコウバラがどこに植わっているか、よーく見てみると白い木枠の中に見える・・・・が、そうではない。

木枠はあくまでも飾りであって、根は昨日のコキア同様アスファルトの隙間に伸びているのだ。

よくここまで大きくなったものだ。

これはこれで安定しているので暫くは大丈夫だろう。

しかし、もし将来このアスファルトを補修する、あるいは敷き直すなんてことになったら行く末は厳しいだろうなぁ。

たまたまここにお住まいの方とお話することができたが、その方もそれは覚悟しているようだった。

でも僕がその方に「スゴイですねー、このコキアもモッコウバラも。なかなかこんなの見れませんよ。」などと話しかけたらばたいそう嬉しそうだった。

でもヨイショでもなんでもなく、実際これはなかなかスゴイ。

ただこのスゴサが一般的な「スゴイ」とはならないので、なにこれ珍百景に応募してもボツになってしまうだろうなぁ。

2019年1月16日水曜日

珍・コキア

スクスクとそだったコキア

横から見たところ。茎をたどっていくと・・・

アスファルトのわずかな隙間に根を張っている

これもやや古い話題で恐縮だけど、昨年暮れに見かけた珍な光景。

とあるお宅の前にモッサモッサの黄緑色の植物がある。

これはコキアってやつで、ホウキギとも言われるヒユ科の植物。

ひたち海浜公園で一躍有名になったアレであります。

これの何が珍なのか?

それが根をどこに張っているのか見てほしい。

花壇でも植木鉢でもない。

アスファルトの割れ目に根を張っているのだ。

1年での話ではないぞ、数年はここにいる幹(茎)の太さなんであります。

歩行者にも踏まれず、自転車や車にもひかれずにここまで大きくなった「幸運」も見逃せない。

こういうのを見るに、植物の生命力の凄さ、逞しさを感じずにはいられない。



2019年1月15日火曜日

仮説・狂い咲き

枝の先端に弱弱しく咲いているキンモクセイ(H30年12月)

枝の先端に咲いているでしょ

これは昨年撮ったもの。枝の途中に咲いているでしょ

これも去年撮ったもの。これが普通じゃない?

ややタイミングが遅くなってしまったけど、今日はキンモクセイの狂い咲きの話。

暮れに個人庭の手入れをしていたときのこと。

なにやら甘い香りが漂っていた。

そうキンモクセイの香りだった。

しかしキンモクセイは秋に咲くもので12月ではとっくに終わっているはず。

しかしそのキンモクセイを見ると、確かにオレンジ色の小さな花が咲いていた。

でも何か違和感が。

そう花の咲いている場所だ。

上の2枚の写真を見れば分かるけど、花は枝の先に咲いているのだ。

思い出してほしい、キンモクセイは枝の途中にプクッと花芽ができて花が咲くのではなかったか。

なので枝の先端ではなく、途中に花が咲いている(写真3~4枚目)。

枝の先端に花が咲く、これやいかにと思いを巡らせてみると、ひとつの推論にいたった。

枝の先端には来年度伸びますよ、という潜在的な枝が「芽」として潜んでいて、さらにその潜在的な枝に潜在的な花芽もついていたのではないか。

それが暮れのヘンテコな陽気で枝が伸びる前に花が咲いてしまい、結果として枝の先端に花が咲いたのではなかろうか。

どうだろう?

正解かは不明だけど、身の回りのちょっとしたことにあれこれ想像してみると面白くないかい?

2019年1月10日木曜日

投売り、叩き売り




花苗は生き物とはいえ商品である。

商品である以上、売れてナンボという側面があることは否めない。

花苗すべてが植物を愛する人に買われていって完売すれば言うことがないが、世の中そうはいかない。

売れ残りというものが必ずでる。

売れ残る理由もまちまち。

健全な苗なのに需要と供給のバランスを欠いてしまったがゆえに売れ残るもの、苗として価値を失ってしまって売れ残るものなど。

先日見かけたのがこれ。

値下げしました、パンジー50円

パンジーが50円は明らかに破格。

でも苗の様子を見るとはたしてそこに50円の価値があるか、言い換えれば商品価値そのものがあるかという根源的な問題が見てとれるのだ。

草丈がヒョロリと間延びしてしまっているもの、その逆に生育不良で極端に小さいもの。

花だって一輪すら咲いていないどころが、ツボミの気配もない。

ツボミの気配がないということは、買って育てても花が咲かないということ。

では人々はどうしてこのパンジーを買うのだろうか?

葉っぱを鑑賞するため?

そんな奇特な人はいないでしょ、普通。

不幸な苗の様子を見て胸が痛み、そこに50円という値札がついていることに胸が痛み、その苗が店の端っこに追いやられていることに胸が痛み、来店客の誰もそのパンジーに関心をよせない様子に胸が痛み・・・と胸が痛みっぱなしなんであります。

困るなぁ、こういうの。

2019年1月8日火曜日

春の七草~追伸


春の七草
ホトケノザ、ナズナ、セリ、ゴギョウ、スズシロ、スズナ、ハコベ

ややこしいことは、その名と現在のそれが別物であったりすること。

スズシロはダイコンでしょ、ナズナはいわゆるペンペン草、ゴギョウはハハコグサ、スズナはカブ、そしてなんといってもホトケノザはコオニタビラコというキク科の植物。

昨日書いた花壇の雑草でのホトケノザはこのホトケノザではなく、現在ホトケノザとして一般に知られているシソ科のホトケノザのことを言っている。

そして七草粥に入れるのはハコベのことを言ったのであって、このホトケノザを含めていない。

昨日書いたブログを読み返していて、これではこのホトケノザが七草粥に入っているともとられない書き方をしていることに気付いた。

なんだー、なんだかんだ言って七草知らないんじゃない?と思われるのは不本意なので、慌ててこうやって釈明文をしたためているというわけ。

えっ?往生際が悪い?
そんなことおっしゃらずに。

2019年1月7日月曜日

身近な春の七草


JR飯田橋駅横、早稲田通りの花壇。

プリムラ・ジュリアンが植えられたその後。

なにやら緑がモッサモッサとしている。

何だろう?と思ってみてみると雑草が株と株の間に育っていた。

具体的にはホトケノザとハコベ。

このあたりを見るに春遠からじ、と思うのである。

春の七草にも含まれている。

七草粥いただきましたか?

正月を過ぎ2019年本番、冬至も過ぎ、日ごと日が伸びてきている。

2019年1月5日土曜日

信号待ちの間に・・・


1月5日。

正月休み気分も終わりだけど、インフルエンザは思ったよりも堪えた。

インフルエンザというものが堪えたのではなく、それによって思い描いていた、予定してた正月が吹っ飛んでしまった。

だいたい新年早々縁起悪いよね。

そしてなんとなくダラダラする習慣が染み付きそうで困っている。

一番は朝起きれなくなったこと。

放っておいたらずっと寝てしまいそうだ。

習慣って本当に怖いなと思う。

自分を律してそれが習慣化すれば良いが、ひとたびタガが外れるとなかなか修正するのがキツイ。

まぁ、やりますよ、元の生活に戻りますよ。

というわけでブログ。

暮れに書いた早大通りの花壇の話の続き。

花苗ジュリアンは落ち葉で覆われていた。

それはケヤキの落ち葉。

なーんだ落ち葉か、と思って通り過ぎればそれまでのこと。

しかし立ち止まって、その落ち葉を拾ってごらんなさい。

ケヤキの落ち葉ってのは葉っぱ一枚がヒラヒラ落ちてくる場合もあるけど、多くの場合は数枚の小さな葉っぱが固まって小枝ごと落ちてくるのではないだろうか?

その小枝を見てほしい。

葉っぱの付け根に小さい何かがポチっと付いているでしょ。

これがケヤキの実なのだ。

分かりやすく言えばタネ。

植物たちは作ったタネを風や、動物・鳥などに運んでもらおうと色んな工夫をしている。

ケヤキのタネを運ぶのは風。

風で運ばれる場合、風を受けるために翼(よく)がついていたり、タンポポのようにパラシュートを持っていたりする。

ケヤキの場合はタネひとつひとつは単なる粒なので風を受けて飛ぶことができない。

そこでこうやって乾燥した葉っぱにしがみついて風に乗って飛んでいくのだ。

着地した先でタネが枝からポロっと外れて、芽が出れば作戦成功。

うまくできてんなー。

是非、立ち止まってケヤキの小枝を拾ってみてほしい。

そうしているうちに信号が青に変わるだろう。

2019年1月1日火曜日

あけましておめでとうございます


あけましておめでとうございます。

いつも花咲ブログを見ていただきありがとうございます。

皆様にとって2019年が素晴らしい年でありますよう。

毎年、元旦は早起きして自転車で荒川土手あたりから初日の出を拝んで、都内を軽くサイクリングし、初詣に行き、新聞を3紙ほど買い、朝風呂に漬かり、シャンパンをやりながら新聞に目を通す、というのを常としていたのですが・・・。

あろうことか30日頃からインフルエンザになってしまった。

一家全滅。

幸い予防接種をしていたので、症状は軽めだけど、身体の節々が痛いし、倦怠感もかなりのものだし、悪寒もする。

サイクリングなんてとんでもない、ということで、ここ10年くらい毎年続けてきたルーティンを破ることとなってしまった。

新年、幸先が良くないことこのうえない。

しかし、よく寝れるもんだ。

腰が痛いのは寝過ぎによるものかと思う。

ともあれ、快方に向かっているので、今年も身近な植物たちの楽しい話題について取り上げていこうと思っていますのでよろしくお願いいたします。



2018年12月23日日曜日

新宿区


この前、JR飯田橋駅前、早稲田通りの花壇にプリムラ・ジュリアンが植えられている話を書いた。

そして先日自転車で外苑東通り横の早大通りの交差点の植え込みに目をやると、飯田橋駅前とまったく同じ感じでプリムラ・ジュリアンが植えられていた。

飯田橋駅前もここも同じ新宿区。

ははーん、新宿区の公園課だか緑地課だか知らないが、区の方針としてこの秋冬はジュリアンで攻めようという方策が立てられたのだな。

まぁジュリアンはお値段的にも手ごろだし、好みは分かれるがド派手な色合いが目を引くものね。

横断歩道の中央分離帯に取り残されて信号待ちをしている間にフト足元に目をやると花があるのは悪くない。

写真では分かりにくいかもしれないが、花の株と株の間に上から降ってきたケヤキの落ち葉があたかもマルチのようになっていて、視覚的にも機能的にもよろしい。

新宿区の方策ってことは新宿区内でこういうジュリアンの花壇が他にも見られるってことだな。

新宿区も結構広いので、機会があれば見つけてみようではないか。



2018年12月17日月曜日

花を折らないでください


丹精こめて育てた草花が折られたり、盗られたり、それが植えられている花壇にゴミが捨てられていたり、踏み入れたりされていると、それはそれはガッカリ、残念な気持ちになる。

ガッカリ、残念くらいならまだ良いが、悔しすぎて涙が出たり、憎しみを抱いたりすることもあるだろう。

そりゃそうだ。
毎日せっせと世話をして、その成長が楽しいわけだから、そんな気も知れないで傷つけられたら憤慨するのは当たり前だろう。

でもそんなとき、僕らはいったいどうしたら良いのだろう。

四六時中見張っているわけにもいかないし、そのために防犯カメラを設置するもの大変だし、世知辛いったらありゃしない。

仮に犯人を見つけたとして、どのようにその犯人と対峙すればいいのか?

諭すのか、怒鳴るのか、つかみかかるのか、通報するのか・・・?

そんな行き場のないやるせなさを、こんな小さな看板に見て取れる。

実際に防犯カメラなんかないだろうなぁ、これは。

警察にも連絡していないだろうなぁ。

だってどうのように警察に連絡しますか?

「あのー、花壇の花が折られているんですけど・・・」

さすがにそれはないでしょう。

つまり家主から犯人へのささやかなる牽制メッセージなんだろう。

せっかく花に満たされた花壇のなかに、こんな看板があるのもなんとも寂しいものがある。

2018年12月11日火曜日

ガードレールを飲み込め


昨日の続き。

プラタナスがガードレールを飲み込むっていうのはこういう感じ。

これはまだまだ序の口で、もっとガブッといっているのをたまに見かける。

プラタナスは最近街路樹として良く使われるが、街路にはガードレールがつきもの。

大きくなるプラタナスのそばにガードレールがあるのは分かっていることで、こういうことが頻繁に起きることになる。

これが数年後、十数年後にどうなるのか。

プラタナスを伐採するときにはガードレールが邪魔になり、ガードレールを撤去するときにはプラタナスが邪魔になる。

さぁどうする?

2018年12月10日月曜日

なかなかの生命力



とあるお宅の前を通りかかった。

塀ぎわにあるのはモクレンか、はたまたコブシか。

それ自体は珍しくもないので通り過ぎようとしたところ、目の高さよりもちょっと上の異変に気付いた。

木の幹の半分くらいが塀の上にのかっていたのだった。

木が生長する際に塀があって、塀を避けるように幹を太らせていったのだと思われるが、こうなるにはかなりの年月が必要だったはず。

なんたって幹ひとつ分まるまるなんだから。

木の幹には導管と師管という管(くだ)があって、それで水や養分のやり取りをしている。

この塀に接した部分ではもちろん水や養分のやりとりは無いはず。

そうなると本体と繋がったほうでそういうことをしているのだろう。

大した生命力である。

ただし、強度としてはどうだろうか。

ここまでになる間に台風などの悪条件もあったと思うが、それなりに凌いできた。

パッと見た目には健全な木だけど、この木に登るかと問われれば登らないなぁ。

こういう感じはプラタナではよく見かけるけど、モクレンあるいはコブシでは初めて見たなぁ。

2018年12月6日木曜日

スリムなケヤキ

こんなにスリムだけどケヤキ


ケヤキといえば普通はこんな姿

イチョウのトンネルは都内のどこでしょう?という先日のクイズ、まさか正解が出るとは思わなかった。

コメント欄に投稿を頂いたのだけど、田園調布ではとのご指摘、大正解です。

スゴイなぁ、なんで分かったんだろう。

たぶん田園調布にお住まいの方ではないかと勝手な想像をする次第。

じゃなきゃ分からないと思うような写真だったはず。

ともあれ、いわゆる名所でなくても素敵な場所はたくさんあるよ、ということが言いたかった。

さて、ケヤキは街路樹としては定番、お馴染みの木であります。

普通ケヤキというと思い出す樹形はどんなものだろうか?

街路樹はかなり強剪定されてしまって、本来の樹形とはかけ離れてしまうことがあるけど、普通ケヤキといえばマッシュルームのようなシルエットをしていると想像できるでしょう。

ところが今日の写真を見てほしい。

枝が上を向いていて、樹形がホウキ型になっているでしょ。

これはケヤキらしからぬ樹形だけど、これはケヤキの新品種で「むさしの1号」というものだと思う。

新品種とはいっても世に出回るようになってかなり経つ。

枝を横に張らないので都会の限られたスペースでもストレスが少なく育つ。

木にストレスを掛けずに管理も楽という利点がある。

ブツブツの強剪定は木にはすごいストレスなのだ。

2枚目の写真が従来のケヤキの姿であることを思えば、こんなシュッとした姿をしたものもケヤキだなんて知らないと騙されちゃうね。

2018年12月5日水曜日

名所に負けない


なんなんでしょうか、昨日の陽気は。

小春日和なんてもんじゃなかった。

夏でしょ、あれは。

12月であんなに暖かいなんて、地球はどうなってしまうのだろうか。

大寒波がやってきたり、氷が溶けて水位があがって街が水没したり、どんな異常が起きるのか先行きが不安である。

さて、この暖かさで紅葉も遅れているなんて聞く。

都内の紅葉の名所のひとつ、神宮外苑絵画館前はイチョウで有名。

たしかイチョウ祭りなんてのもやっているはず。

名所だけに人も多く、それがやや興ざめという事もある。

なにもそんな名所に出掛けて人ごみに揉まれなくても、身近なところに意外と紅葉(黄葉)が楽しめる場所があるものだ。

写真をみてください。

見事な黄色いトンネル。

これは都内ですが、どこでしょう?

ちょっと考えてみてください。

後日発表します。

当たったらスゴイなぁ。
(ヒント:大田区)