2019年6月27日木曜日

新天地へ

モリモリだけど、花もまだまだ楽しめて捨てるには忍びない

駐車場の空きスペースに新天地を求める

おお、すでに良い感じ。良かった。
14基のプランターにモリモリになったオステオスペルマムとマーガレット。

これを廃棄するのは忍びないと、植替え大作戦を慣行することとした。

まずマーガレットの花がらを取り除くべく、ザックリと切り戻しをする。

そして苗をプランターから引き抜く。

で、新天地に彼らを運び、1苗1苗植え込んでいく。

1プランターあたりそれぞれ5株植えてあるわけで、状態の悪いものを処分したとして、それぞれ50~60株はある。

合計すると100株以上を植え替えたことになる。

最初はなんてことのない駐車場の空いたスペースだったけど、植替えを終えたときには隙間はほとんどなくてオステオスペルマムとマーガレットがぎっしり。

やや植込み過ぎとは思うが、捨てるよりは良いだろう。

すでになんとも良い感じだけど、これがまた育って花を沢山咲かせたらとても見応えのあるスペースとなるだろう。

次回訪問予定は一ヵ月後。

どんな感じになっているのかとても楽しみである。

2019年6月24日月曜日

モリモリ

植えた当初 3月末

モリモリに育った2ヶ月半後

とあるショッピングセンターにて14基のプランターに花を植えて飾るというイベントをやっている。

第1回目は3月末。

90センチ×35センチくらいのプランターにオステオスペルマム×5苗、バーベナ×3苗、マーガレット×5苗を植えた。

一枚目の写真がそうだけど、まだ苗と苗の間がスカスカ状態だった。

それが2ヵ月半で二枚目の写真のようにモリモリになった。

残ったのはオステオスペルマムとマーガレット。
バーベナは競争に負けてすでにその姿はない。

オステオスペルマムはまだ花も咲いているし、ツボミも沢山見える。

マーガレットは花がらが目立つが、まだツボミも上がってきているし、切り戻しをしてやればまだまだいける健康な状態だ。

実はこの施設ではイベントの一環として3ヶ月に一度植え替える計画をしている。

で、昨日がその日だった。

もちろん新しい苗を準備して植え替えるつもりで、既にある苗は廃棄というプランだった。

ところが、まだまだ元気で健康な彼らを見ていて、これを引き抜いて捨ててしまうのはなんとも忍びない気がしてきた。

そこで、急遽捨ててしまう計画から、彼らを別の場所に植え替えてやる計画に変更した。

(つづく)

2019年6月21日金曜日

年の功?


アジサイの話はまだ続きがある。

折れてしまったアジサイを切って、それはそれで花瓶に活けてみた。

季節感もあってなんだか良いカンジではある。

やったことがある人は知っているかと思うが、アジサイはその頭でっかちからなのか、水の吸い上げが悪い。

花瓶に活けてもわりとすぐに元気がなくなってしまう。

そんなとき、たまたま通りがかりの婦人と話していたら良い知恵を授けてくれた。

「キッチンハイター、砂糖を少々溶かし込んだ水に活けると良い」

なるほど。

察するにキッチンハイターは水を衛生的に保つという意味であり、砂糖はアジサイの栄養分の補給という意味だな。

理に叶っている。

早速、適当な量で試してみたら、確かに花も元気だし、葉もシャンとしている。

丁寧に婦人とは書いたものの、いわゆるオバサマであるが、いやいや園芸好きのオバサマの知恵には脱帽なんであります。

2019年6月20日木曜日

自立支援剪定?


支柱に頼らずにアジサイを自立させる方法。

実は、先日仕事で群馬県の渋川に出掛けた。

地域を花で飾ることに力を入れているようで、道路の中央分離帯に圧倒されるほどのアナベルが咲いていた。

こんな場所でひとつひとつ支柱を施すわけにはいかない。

いわば放置なのだけど、だからといってそれほど大きな問題にはなってなさそうだ。

つぶさに見れば確かに倒れそうになっているけども。

まず第一に沢山の株がまとまっているので、それぞれがお互いに支えあって支柱の役割をしているのではないか、ということ。

あと自分が今回の件で思うのは「剪定」について。

僕は冬に地面から30~40センチ程度まで、強めに剪定している。

これは花壇そのものがそれほど大きいわけではないので、株を意識的に小さくしておきたいということによる。

その剪定した株から春になって新芽がでて、あれよあれよと大きくなる。

その年に出た芽が成長した茎は緑色をして柔らかい。

前年以前の茎は茶色く木のようになっていて硬い。

いわば木化しているのだけど、これが支柱の代わりというがアジサイが自らを支える工夫ではないかと思ったわけだ。

なので来年は地面から80~120センチくらいで剪定してみようかなと思う。

すると茎の硬い部分が増えるので、もうちょっと踏ん張れるのではないかな、と。

分からない、やってみなければ。

何事も「やってみなはれ」なのだ。

時間はかかるけど、それが園芸上達の王道であると思う。

2019年6月18日火曜日

ポキポキ


雨でアジサイ・アナベルがダメージを受けた話。

その後、なんとか立て直した、つもりだった。

しかし、敵は雨ばかりではなかった。

ここ最近、良い風というか、そこそこの風力であった記憶はないだろうか?

枝を支柱に一本づつ結わえたまでは良かったが、それが仇になって株全体のしなやかさ(フレキシビリティ)が損なわれて、枝がポキポキと折れてしまったのだ。

分かりにくいかもしれないが、株全体が柔らかければ、風が吹いても適当にいなしてしまうのだろが、支柱でしなやかさがなくなってしまうとそこでポキッと折れてしまうというわけだ。

結構な数の枝が折れてしまった。

見栄えが悪いので折れた枝は切って花瓶に生けてみた。

ただ花瓶に入りきれないくらいの数だったので、仕方なくゴミ箱へ。

チックショー、なんかやり切れないゾ。

つくづく昨日ご紹介した plant support があればなぁ、と思ってしまった。

たかがアナベルの管理でも色々あるものだ。

ダラーっと倒れたり、ポキポキ折れないためには、どうするか?

そこについては思うところがあるので、また明日書こう。

2019年6月17日月曜日

支え


雨に打たれて頭でっかちのアナベルは無残な姿に・・・

そんな話を書いたが、後日晴れた日に絡んだ枝を解きながら一本づつ起こして、数本目だ立たないように立てた支柱に枝を結んで起こしてみた。

まとめて束ねて結ぶとアジサイの自然な感じが損なわれてしまうので、枝を一本づつ支柱と結んだのだった。

もちろん手間も時間もかかる。

これでざっと一時間くらい。

もっと早くすればできるけど、なるべく丁寧にやりたかったのだ。

この作業をするときに、すぐに頭に浮かんだ欲しいもの、それはイギリスでは普通に売られて手に入る plant support だ。

写真のようなものを土に刺すだけで支柱として機能する。

普通は支柱を2本立てて、そこに紐を張るが、これは設置も除去もワンタッチ。

しかも強度もある。

これを2本組み合わせて使えば株をぐるりと囲んで支えることもできるし、これを一個だけ半身を使うなら、今回の僕のように壁に押さえつけるような使い方ができる。

ホームセンターはもちろん、ネットでも探してみたけど、どういうわけか日本ではこれを見つけることができなかった。

こんなに便利なのに。

日本で支柱などとと検索するとあの金属のポールに緑色のビニールコーティングした味も素っ気もないダサい支柱しかでてこない。

いっぽう英語でplant supports と検索してみると色んなサイズ、形ででてくる。

そう、plant supports はなかなか熱い市場なのだ。

日本にないなら輸入するか、あるいは日本で作って売ったら結構売れるんじゃないかな。

まじめに考えてみようかな。

2019年6月14日金曜日

残念なアナベル



気付いたらほぼ1ヶ月、更新を怠ってしまっていた。

海外出張で不在だったり、イベント仕事やらで、言い訳はあるにはあるけど、それにしてもサボっていた感は否定できない。

1ヶ月あると植物の世界は様変わりで、とくにこの時期は成長が早いので、そのうちブログで書こうと思ったことは、とんでもなく時期はずれになってしまう。

気持ちも新たにリセットして書いていこう。

さて、最近胸を痛めた出来事は先週の大雨で世話をしているアナベルがご覧のように倒れてしまったこと。

頭でっかちで、雨を含むと重みでグワーンと倒れてしまうのだ。

支柱を施したり、株を紐で結んでおくなどの対応が考えられるが、それは事前の話。

いったんこうなってしまったら、雨が止むまで待つしかない。

その後、晴れた日に枝一本一本それぞれ絡み合っているのを解いて目立たないように支柱を施してみたけど、折れてしまった枝も結構あって、なかなかの損害だった。

ちょうど満開になって見ごろのピークを迎えたばかりだったので、とっても残念。

まぁこうやって雨という自然現象にできる工夫をしてやりくりをするのが園芸の醍醐味なんだろうけど。