2017年9月25日月曜日

漂う甘い香り


今朝、駅に向かって歩いていたらポワ~ンと甘い香りが漂ってきた。

「きたっ!!」

明らかにキンモクセイの香り。

そうかぁ、今年もそんな季節になったんだなぁと実感する。

植物ってのはそれにしても不思議なものだ。

時計を持っているわけでもなく、カレンダーを見ているわけでもなく、でも大体毎年同じ時期に花を咲かせたり、芽吹いたりする。

まぁ、日照が大きく関わっていてそれによってホルモンが・・・という大筋は知っていても不思議は不思議。

まだ蒸し暑かったりするものの、こうやって秋を実感する事実をひとつひとつ突きつけられながら季節は進んでいくのである。

2017年9月24日日曜日

ちょっとずつ秋


世の中的には連休であります。

近所の学校からは運動会の元気な声、文化祭の楽しげな声などが聞こえてきて、これはこれで秋の風情。

先日、所用があって箱根に出掛けた。

有名な仙石原のススキもそろそろ見ごろが近い感じ。

もう1ヵ月もすればススキのバックにはパッチワークのような紅葉が広がることだろう。

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、そして仕事の秋かな。

ともあれ良い季節になりました。

2017年9月21日木曜日

名脇役


イタリア料理を食べにいったときのこと。

食後のデザート(ドルチェ)に目をやると花が添えてあった。

花を添える・・・なんか別の意味にとられそうだけど、文字通りオレンジ色の花が添えてあったのだ。

これはナスタチウム。

単なる飾りではなく、これは食べられる花、すなわちエディブルフラワーなのだ。

エディブルとは食べられるということで、美味しいと言っていないこともミソである。

たしかに食べられるが、決してウマいものではない。

とくにこのナスタチウムはピリ辛、かつ独特の香りがあるので、ビミョーといえばビミョー。

見た目重視ってことで許してあげよう。

植物が添えられているけど、あまり口に運ばないものにパセリがある。

他にも場合によっては刺身についてくる大根のツマ。

同じくエディブルフラワーといえるキク、はたまたビオラなんてのもある。

食事は目でも楽しむものという素晴らしい文化であります。

2017年9月20日水曜日

秋よ、来い!!

クリックで拡大できる、ハズ

昨日「ヘンテコな天気」についてちょっと触れた。

しかしこのヘンテコな天気はちょっとやそっとのヘンテコ具合ではなかったようだ。

新聞によれば8月の東京の日照時間は83.7時間ということで、それまでの記録85.8時間(1977年)を40年振りに上回った(下回った?)のだ。

そんなに日照が少なかったのかなぁ。

外働きしているとギラギラと照りつける太陽、気温の高さばかりが印象に残って、日照の少なさはそれほど実感なかったけど。

強いていえばお盆の夏休み時期にずっと天気が悪かったということはあったと思うけど。

いずれにしても「過ぎる」のはよろしくない。

これから秋本番を迎えるけど、ここ最近は「秋と春がない」なんて言われている。

要するに無茶苦茶暑いか、無茶苦茶寒いか。

夏と冬を繋ぐ春と秋がなくて極端から極端に走るというわけだ。

秋は本来はとても良い季節。

五穀豊穣に感謝し、読書やスポーツに気持ちよく取り組めればいいのだけど・・・

気持ちの良い秋よ、来い!!


2017年9月19日火曜日

改心


先日、毎月第二日曜日に開催しているカルチャースクールに、この講座に参加するためだけに仙台からわざわざ足を運んでくださった方がいた。

どちらからいらしたんですか?

ええ、仙台から。

仙台からっ???

有り難いやら、申し訳ないやらで、恐縮してしまった。

そしてその方はこのブログも見てくださっているとのことで、最近の更新怠慢な状況を大変申し訳なく思った。

そうかぁ、どこかで誰かが見ていてくれているんだな、と思うと何事にも手抜きは許されないとハッとさせられた。

以前、このブログを辞めようかということを書いたときも、その方は読んでいてくれて存続を願ってくださっていたとのことだった。

ひょえー、大変お恥ずかしい。

という訳で、思いも新たにこのブログに向き合っている。

毎日必ず更新というあたりにこだわって質を下げるよりも、書き手も読み手も楽しく実のあるブログにしていきたいなどと思っています。

さて不順な天気が続いているが、最近は植木屋仕事が結構忙しい。

この夏の厳しい炎天下でも、命を削りながら植木屋仕事に勤しんだ。

いや、大袈裟ではなく何日か、何回か、「ヤバイなぁ、この日差し」ってときがあった。

最近は急に涼しくなる日もでてきて、内心ちょっとホッとしている。

しかしこの日照不足は農作物には深刻な問題であることも理解できる。

何事もほどほどが良いのである。

植木屋仕事(手入れ仕事)は、本当に楽しい。

肉体労働だけど、やり終えた後には満足感、達成感、そして程良い疲労感もある。

この前はベニハナトキワマンサクを剪定していた。

お茶の時間になったので、手を休めたらば同僚がシャツがステキなことになっていますよと言われて見てみたのが今日の写真。

緑、黄、赤などの葉っぱがビッシリくっついていた。

ベニハナトキワマンサクは細かい毛がはえていて、これが服にくっつくのだ。

でも良いことばかりではない。

この細かい毛が手入れ作業中に目に入ると痛いのなんのって。

こするとさらに悪化するので、痛えよぉ痛えよぉと堪えながらハサミを動かすのであります。

このように細かい毛が目に入って困るのは、他にプラタナスやビワがある。

お気をつけください。