2015年11月30日月曜日

狭小都会菜園


都内某所にて。

ある御宅は通りに面している。

その通りに面したほんの20~30センチの隙間に植栽スペースがある。

何が植えられているのかと思いきや、これは恐らくキャベツかと思われる。

いや、ダイコンかな・・・。

いずれにしてもアブラナ科の何かであるし、観賞用というよりも間違いなく食用、すなわち菜園的にこれを育ているように見受けられる。

しかし思いきったねぇ。

これだけの往来だから、車の排気ガス、犬やネコのオシッコ、ホコリなんかも相当なものだと思う。

これをいつの日か収穫して、それが食卓に上がるのだろうか。

仮に無農薬だとするとそれは良いことかもしれないけど、別の意味でちょっと心配。


2015年11月29日日曜日

やや、てんぱっています


またサボってしまった・・・わけではないのです。

言い訳がましいが、ちょっと今のところ立て込んでおりまして。

とくに今週は。

今の時期暇な植木屋さんはいないはず。

それらに加えて、執筆やら、講演会などがありまして。

今度の土曜日にはなんと3時間の講演をせねばなりません。

慣れとは恐ろしいもので、最近は3時間といわれれば3時間喋れるし、仮に6時間やれと言われればたぶん出来ると思う。

人前で喋ることにはなんら抵抗がなくなったことは良いことかな。

とりあえずはその3時間講演に備えた準備、もろもろの会合などに今週いっぱいはアップアップ。

年賀状はまだ書かないけど、クリスマスカードも今週投函しないとマズい。

うわー。

2015年11月27日金曜日

趣味の問題


イギリスのラジオをインターネットで聴いているのだけど、本当に便利な時代になったものだ。

リアルタイムで現地の情報が耳に入ってくる。

渋滞情報や天気予報など、たいしたニュースでないながらも臨場感がある。

コマーシャルだって流れる。

そうやって耳を傾けているとクリスマスソングやら、クリスマスの話題も多くなっていることに気付く。

もうクリスマスまで一ヶ月を切ったからね。

さて、日本でも街の園芸店などではクリスマス模様となっている。

クリスマス、バレンタイン、母の日などは花屋さんにとっても商機なのであります。

クリスマスで売れているのはなんといってもポインセチア。

普通のポインセチアは赤い。

赤いのは総苞といってガクの部分であって、花びらではないので念のため。

総苞には赤と白があるが、それ以外の色も見たことがあるのではなかろうか。

例えば今日の写真のように紫や青など。

写真を良く見ると赤にだって金のラメが入っている。

これら全て天然のものではございません。

青や紫はカラースプレーを吹き付けたものだし、金のラメも金色の何かをふりかけただけ。

どうなのかなぁ、こういうの。

もう趣味の問題で好きな人は好きだろうし、嫌いな人は許せないのだと思う。

僕は否定はしないけど、肯定もしないな。

買うか?と言われると買わないなぁ。

なんとなくプードルにピンクのスプレーを吹き付けたり、コスチュームを着せたりするのと似ている気がする。

自分の趣味ではないなぁ・・・・。



2015年11月26日木曜日

これが本当のド根性


車道があって歩道がある。

その歩道の端。

ブロックが欠けた箇所をアスファルトで埋めたのだろう。

色などから割と最近の所業とみた。

そんな真っ黒いアスファルトから緑色の細い葉っぱがニョキっと出ていた。

なんだと思いますか、これ。

実はこれはヒガンバナの葉。

写真の奥のほうにボンヤリと植栽枡が見えるでしょ。

ここにヒガンバナがまとまってあった。

どういうわけかそこからこのアスファルトの場所まで飛んできたのだ。

もちろんヒガンバナが先で、その後にアスファルトが上から敷かれたのだと思う。

そのアスファルトに負けずに、アスファルトを突き破ってこのヒガンバナは芽を出したのだ。

植物たちはときどきこうやって我々の想像を絶するパワーを発揮する。

どうしてあんなに柔らかい葉っぱが、こんなに堅いアスファルトを突き破ることができるのだろう。

生への執着ってのは本当にスゴイ。

2015年11月25日水曜日

おしい!


昨日と今日、気温差が激しくてついていくのが大変。

皆様、どうぞお風邪など召されませんよう。

さて、実りの秋はなにも我々の胃袋に収まるものだけではない。

例えば雑草であるヘクソカズラ Paedira scandens だって実をつけている。

茶色の小さな実がつるにたくさんついている。

直径1センチにも満たない小さな実のなかに小さなタネがふたつ入っていた。

そしてヘクソカズラをいじった手のニオイを嗅いでみるとたしかに臭い。

でも「屁」「糞」ってほどでもないぞ。

学名を見ると種小名が scandens となっている。

臭いオナラで有名な動物にスカンクがある。

スカンデンスとスカンクスになんとなく共通点を感じてしまい、ひょっとして「スカン~」というのはラテン語で「臭い・悪臭」という意味なのかなと思って調べてみた。

するとなんてことはない
scandens=climbing
ということで、つる性の・・・という意味でニオイとはまったく関係がなかった。

良いところをついたと思ったんだけど、残念。


ひとつの実のなかにタネがふたつ

2015年11月24日火曜日

油断大敵


暮れが近づいてきました。

これから年末まで植木屋さんは大忙し。

僕は植木屋ではないけど、敬愛する親方の手伝いで庭仕事をすることがある。

今日も都内某所で手入れ仕事に勤しんでいたのだけど、天気はまずまずで気持ちの良い一日でありました。

もう11月後半のくせに、暖冬のせいなのかまだ蚊がいやがるのであります。

今日も3ヶ所くらい食われたかな。

庭仕事の大敵のひとつであるチャドクガはさすがにもういないけど、まだまだ気を抜けない。

ご存知のようにチャドクガの幼虫そのものはもちろんだけど、脱皮した皮、卵など、そのどれに触れてもかぶれてしまうので注意が必要だ。

手入れをする庭にツバキ、サザンカ、ヒメシャラ、ときにはモッコクなどがあれば、それらにチャドクガが食った痕跡がないかをチェックする。

そして痕跡があれば、細心の注意をはらう・・・・のだけど、実際は仕事に没頭、集中しているとついつい「地雷区域」に踏み入ってしまうことがある。

だからってわけではないけど、庭仕事は極力肌の露出が少ないに限るのだ。

チャドクガの毒針はシャツ程度であれば突き抜けてしまうので、気休めにしかならないけど。

今日も地雷区域をかいくぐってどうにか仕事を終えてきました。



2015年11月23日月曜日

秋の空、いわし雲


秋。

というか今年も残り何日って感じになってきた。

年賀状もそうだけど、英国の友人たちにクリスマスカードを書かねばと焦っている。

クリスマスカードってのは、年賀状のように元旦にドカッと届くのではなく11月の終わりころからクリスマスに向けてぼちぼちと届くものなのだ。

そして届いたカードを暖炉の上や出窓なんかに飾ったりするのだ。

なのでそろそろ書いて投函しないとマズイ。

結構な枚数を出すので、今の時期けっこう憂鬱なんだよね。

それはそれとして、連休はいかがお過ごしでしたか?

僕は日曜日は井の頭公園で行われていた木登りイベントを終日見に行っていた。

曇天で気温も上がらず、身体の芯まで冷え込んでしまった。

今日は暖かい部屋で大学ラグビーの観戦など。

もちろん仕事もしたよ。

土曜日は天気が良かった。

フト西の空を見上げたらいわし雲が・・・・

秋なんだなぁと思った次第。

明日からまた仕事に精を出します。

晴れますように・・・・。

2015年11月22日日曜日

フツーのシクラメン


昨日のブログでは
「ガーデンではありません」
という不思議な注意書きのシクラメンをご紹介した。

早速、察しの良いcoquelicotさんからコメントを頂戴した。

「ガーデンシクラメンではありませんということでは?」

さすがです。

僕もそう思います。

ご存知の方がほとんどだと思いますが、シクラメンにはフツーのシクラメンとガーデンシクラメン、大きく分けて2種類ある。

フツーのシクラメンは園芸用に改良され一般的には霜にあたらない室内で育てることが多い。

そいうえばうちの祖父が元気だった頃に部屋にたくさんのシクラメンがあったのを思い出すが、あれがフツーのシクラメンだったに違いない。

対してガーデンシクラメンとは耐寒性があって、霜にあたっても大丈夫。

ガーデン(屋外)でも育てられるシクラメンということなのだろう、たぶん。

で、この「ガーデンではありません」というのは、耐寒性がないので外植えしちゃダメよ、ってことなのだろう、たぶん。

園芸用のシクラメンは大振りで、あまり好みではないけど、原種のシクラメンは小さくて可憐。

植物園などに出かけたときには是非見てみて欲しい。

シクラメンの概念が変わると思うよ。

2015年11月20日金曜日

秘密テクニック?


とある家庭菜園にて。

育っているのは間違いなくニンジン。

しかし気になるのはニンジンの根元にすべからくプラスチックが設置されていたこと。

これは虫除けなのだと思うのだけどいったい何の虫だろう?

ニンジンはセリ科で独特の香りがあるせいか比較的害虫がつきにくいといわれている。

英国で習ったのはcarrot sawfly というハバチがニンジンの大敵であるということ。

しかしハバチを防ぐにはいささか丈が低いと思うのだ、このプラスチックは。

であるなら、ナメクジとかカタツムリの類だろうか。

気になる。

いったい何の目的と意図でこんなことをしたのか、ここの主(あるじ)に直接尋ねてみたいものだ。

案外、「気まぐれ」とか「カッコ良いから」なんて答えが返ってきたりして・・・・

2015年11月19日木曜日

想像の世界


花屋さんの店先は早くも冬の様相を呈している。

たとえばこのカルーナ。

エリカ、カルーナなどはいかにも冬といった感じがする。

この鉢を手にとって、そこに張ってあるラベルを見てフト気付いた。

日本語が一切書かれていない。

Garden Girls というロゴが目に付いたので調べてみるとこれはドイツのカルーナ生産業者だった。

この鉢のラベルにあるバーコードの国識別番号も「40」になっているのでドイツ産には間違いなさそうだ。

だからといってドイツで生産されたわけでもあるまい。

日本の植物検疫では土がついたものは一切通関できない。

おそらく母株となるものがあって、そこから日本の農家が挿し木などで増やしたのではないかと思う。

そしてそれらを販売するときには、このシールを貼ることを条件にしているのではないだろうか。

このシールはいわばロイヤルティ分ということでドイツの生産者から買っているのだと想像する。

花屋さんの店先で、ひとつの鉢を手にとって、あれやこれやと想像をするのは案外楽しいものだ。


2015年11月18日水曜日

現代的植栽考


この前仕事で成城学園に出かけたときのこと。

ちょっと早めに着いたので駅の近所を歩いてみたらこんなところがあった。

もう隠すまでもないので直球で写真を撮ったけど、不動産屋さんの店舗前の植栽がすごかったのだ。

樹齢も結構いってそうな個性的なオリーブの古木を中心に、ちょっとユニークな植栽がなされていたのだった。

最近はプラントハンターを名乗る人をメディアなどでよく見かけるようになったけど、そういう方々の成果なのだろうか、こういうオリーブを眼にする機会が増えた気がする。



こういうのはスペイン、ポルトガルあたりから運んでくるのだと思うが、そうやって考えるとこの店先の植栽は決してお安いものではない。

オリーブの木は買取なのか、それともリースなのか?

そのあたりも興味があるところ。

だってホラ、「オフィス向け貸し植木」「レンタルグリーンサービス」ってあるでしょ。

見たところまだ植栽を施してそれほど時間が経っていない。

引渡し時にこの完成度(植栽密度)だとすると、今後植物たちが育っていったときに、建物とのバランスなんかはどうなるんだろうかと思う。

特に心配になるのが、このコニファーの寄せ植え。


こんな小さな植え枡にコニファーが5本も!

大丈夫だろうか。

マンションのモデルルームのように短期限定展示であればいいのだけど、これが長期化すると間違いなくトラブルになると思うな。

いろんな意味で意欲的、挑戦的、都会的な植栽を見かけたよというお話しでした。

2015年11月17日火曜日

3人


3人の方からコメントを頂戴しました。

頂いたコメントを読んでいて、このブログを楽しみにしてくださっている方がいる、と分かり、嬉しいやら申し訳ないやら。

30人でもなく、300人でもなく、3人。

僕はこれが良いと思っています。

数を誰かと競っているわけではない。

自分の価値観に同感してくれる人がいるというのはなんとも嬉しいこと。
それは数の問題では決してないし、それだけ近い距離感で思っていてくれると実感できる。

確かに今はブログのあり方にちょっと疑問を感じているのだけど、この世界のどこかでそれを楽しみに読んでくれる方がいるのであれば、もうちょっと続けてみようかな、と。

単純すぎるかな。

自分なりにブログのクオリティなどを考えて、新たな気分でしばらく書いてみようと思います。

どうぞ引き続きよろしくお願いします。



2015年11月16日月曜日

思案中


このブログを始めたのは2008年のこと。

もうすぐ8年になろうとしています。

そもそもは身近な植物の楽しさに自分自身ときめいてそれを誰かに伝えたくてはじめたことでした。

場合によっては調べて書くので、副次的に自分の植物にたいする知識が増えるという利点もありました。

もちろん今もそれは変わりません。

食べ物や、ペットのことなど、ブログにありがちなことはせず、あえて植物路線を貫いてきたつもりではあります。

毎日更新にこだわり、飲み会から走って帰ってきて日付が変わる前に息を切らせながらどうにかその日の記事をアップするなんてこともありました。

・・・・でも、最近思うのは、この花咲ブログのありかたについて。

これで本当に良いのかな、と。

読む人に有益な情報を発信できているのか、楽しんでもらえているのかと考えるとちょっと疑問です。

自分の役に立つということだけであれば、別にブログでなくても良いのでないかとも。

何となく今のままではダメなんだと思い、どうしたものかと思案しております。

2015年11月13日金曜日

年末商戦はじまる?!



街の花屋さんを覗いてみたら・・・

ハボタン、ポインセチア、シクラメン、パンジー、ビオラ・・・とクリスマス、正月、そして冬の商材で溢れていた。

にぎにぎしいことこのうえなし。

まだ11月なんだけど、クリスマスとか正月なんかを的確に視野に入れて商売をしている。

計画的というか、まったく抜け目がない。

これはこれで素晴らしいことだと思う。

つぶさに見るともっと色んなことが見えてくるのだけど、それはこんどにおいておいて。

もう花屋さんでは暮れの準備は整っているみたいだよ、というお知らせまで。

2015年11月12日木曜日

ヒノキ


この前、ヒノキの端材でつくったというコースターを頂戴した。

当たり前なのかもしれないが、これがスゴク良いニオイ。

テルペンというのだろうか、針葉樹独特のシャープな香りがする。

何度となく鼻を近づけてはクンクンと嗅いでみる。

そのたびにちょっと恍惚の世界にひたる。

ヒノキで柱をつくったり、風呂をつくったり、それは日本人の素晴らしい知恵だったんではないかと思うね。

香りが弱ってきたら紙やすりでちょっと擦ってやればまた香りが復活するはず。

しばらく楽しめちゃうなぁ。

2015年11月11日水曜日

宝の山Ⅱ


昨日に続いて図書館で見つけた児童書。

その名も「日本どんぐり大図鑑」(偕成社)。

児童書とはいうが、本格的なボタニカルアートによる「ブナ科」の図鑑になっている。

写真に頼らず絵というのが良いではないか。

絵のほうがリアルであると常日頃から思っているのでこの点は大いに共感できる。

思わず所有したいという欲求も沸いてくるが、昨日同様お値段がね・・・

アマゾンで見ると5,184円。

高いのか、安いのか・・・?

ビミョーな値段であります。

まぁ今回は丁寧に1ページずつめくって、満足したのでまた見たくなったら借りてくればいいかな、と。

じっくり探せばまだまだ色んな掘り出し物が図書館にある気がしてくる。

それぞれの図書館にそれぞれお宝が埋もれているはずなので、それらを探して歩くというのも楽しいかも。

時間さえあればね。

2015年11月10日火曜日

宝の山


このまえチラリと書いたけど、図書館で子ども向けの図鑑など植物に関する本を何冊か借りてきた。

子ども向けと侮ることなかれ。

なかなかの情報量、しかも子ども向けだけあってとても分かりやすい。

例えばこの本。

植物のふしぎ(ポプラ社)。

良いなぁこれ、と思ってアマゾンで調べてビックリ。

ビックリとはその価格のことである。

なんとこれ、アマゾンで買うと新品で7,344円!!

中古は11,581円より・・・なーんて書いてある。

ちょっとした学術書なみのお値段である。

ひょえー!!

これは買えないよ。

なんでこんなに高いのだろうか?

2011年に出たみたいなので、まだ絶版ってわけでもないと思うけど。

無理に所有しなくても必要なときに図書館にいって借りるのが一番良いなと思う。

そうやって考えると図書館って宝の山だと思うなぁ。


2015年11月9日月曜日

不摂生祟る


ご無沙汰しておりました。

サボっていたのか、というとそうではない。

色々とありまして詰め込みすぎた結果、体調を崩すということになってしまいました。

アレルギーのような、風邪のような・・・。

まぁ不摂生が溜まりに溜まってのことだと思う。

なんだかんだいって丸々2週間具合がすぐれなかった。

ごまかしごまかしやってきたけど、週末にはガクっときてしまったのでありました。

でも、ようやく復調の兆しが。

気持ちの良い天気もあれば、冷たい雨が降る日など、最近はあまり安定していないね。

そのあたりも不調に拍車をかけたのではないかという気がする。

早くも11月半ばに近づいてきた。

年賀状も書かねば、クリスマスカードも送らねば・・・とそんな季節になってきたのだね。

一年が経つのが本当に早くて本当にイヤになる。

あまり成果に結びついていないから。

美味しく熟れた柿でも頬張ってもうちょっと頑張ろうと思う。

2015年11月5日木曜日

イロハモミジとオオモミジ


昨日のつづき。

黄金色に輝いていたカエデ。

葉を近くに手繰り寄せてジッと見てみたのだ、実は。

そのときはどう見てもイロハモミジにしか見えなかった。

イロハモミジが黄色になるのか・・・・?

なんとも解せなかったが、実際そうなのだから仕方ない。

同じイロハモミジが紅葉したり黄葉したりすのだろうか?

ちょっとそれは無いだろうなぁと思って調べてみたら、僕がイロハモミジだと思ったのはオオモミジだったのだ。

イロハモミジ Acer palmatum 
オオモミジ Acer amoenum

同じカエデ科だけど、種小名が異なるのだ。

なるほど~、やはり別物だったか。

諸説あるが我が国にはカエデが23種類もあるという。

それら全てカエデという括りのなかで異なるわけだから、似ているのがあってもおかしくない。

もっと勉強しないといかんなぁ。

2015年11月4日水曜日

今年最後の赤城自然園


今日も赤城自然園に行ってきました。

今年シリーズ展開している赤城自然園のツアーですが、今年はこれが最終回。

なんと満員御礼40名様以上のご参加をいただきました。

まさに有終の美といったところで有難うございました。

つい数日前の日曜日に行ったばかりなのに、たった数日で紅葉もかなり進んだように見えました。

カエデの中には赤く色づくものと、黄色く色づくものがあるのは知っていましたが、よくよく見ると同じ種類、例えばイロハモミジでも赤く色づくと思いきや、黄色く色づくものがあるのではないかということに気付きました。

そのあたりについてはもうちょっと検証が必要ですが。

知っているつもりで案外知らないことって多いな、と気付かされた一日でありました。


2015年11月3日火曜日

ススキ揺れる


今日は文化の日。

お休みの人も多かったのでは?

僕も仕事抜きで日帰りで箱根に行ってきた。

11月3日は晴れの特異日というだけあって、絵に描いたような秋晴れ。

澄んだ青空、紅葉も始まり、そしてススキがキラキラと光って風に揺れる・・・。

いつまでもこの場所にいたいと思ったよ。

明日は明日で群馬県の赤城山へ。

今週はなにかと移動が多いけど、元気に頑張りたいと思います。

都内の紅葉ももうすぐかな・・・。


2015年11月2日月曜日

キャラメル的芳香


紅葉の季節。

いろんな落ち葉が落ちている。

なかでもユニークなのはこれだろう。

カツラ Cercidiphyllum japonicum 

なにがユニークなのかといえば、その香り。

キャラメルのよう、と例える人もいる。

たしかに独特の甘い香りがする。

ただし、これは木に葉が付いているときではダメなのだ。

落葉して地面に積もって、願わくば雨の後あたりが一番香りがたつという。

是非一枚落ち葉を手にとってクンクンと嗅いでいただきたい。

2015年11月1日日曜日

紅葉シーズン


今日は赤城自然園に行ってきました。

これ以上ないと思われるほどの秋晴れ。

気持ちが良い、ホントに。

紅葉も始まっていて目にも楽しい自然観察会でありました。

水曜日にも別イベントで赤城再訪の予定ですが、それで今年は打ち止め。

1年は早いですねぇ。

今年お休みさせていただいた「植物図鑑」も来年は復活させたいと思っています。

色んなアイディアを蓄え、エネルギーも充電し、また新たに楽しい自然観察会を続けていきたいと思っています。

引き続きよろしくお願いいたします。