2018年6月27日水曜日

英国にて



現在、英国に来ております。

毎年のことながら、今年はチェルシーフラワーショウの5月ではなく、時期をずらして来てみました。

入国審査で長蛇の列に巻き込まれ、なんと1時間半も掛かってしまい予定が随分狂いましたが、まずまず元気です。

キューガーデンも毎年足を運んでいますが、今年5月に大規模修繕工事を終えたテンパレートハウスはピッカピッカで素晴らしかった。

久しぶりに丁寧に時間をかけて園内を歩きました。

気温も30度超えで日本と変わらない感じです。

ただ湿度が低いのでカラッとして気持ちがいいですが。

ということで、なるべくブログも書こうとは思いますが、通信環境やスケジュールの都合などであまりうまくいかないかもしれません。

ということで、しばし不定期掲載となりますのでよろしくお願いいたします。
(あっ、不定期はいつものことか・・・・)

2018年6月21日木曜日

ドクダミの花、終了


ブログも更新できたり、できなかったり。

もちろんしょうと思っているけど、現在いろいろ立て込んでいまして、ついつい書けなかったりして。

そうこうしているうちに季節はどんどん進んでいる。

朝はまだ涼しいけど、日中の日差しは晴れていればかなり厳しくなってきた。

あれだけ元気に咲いていたドクダミもだんだん元気が無くなってきた。

これは東京に関してであって、例えば赤城のような場所だとまだドクダミもつぼみでこれからだったりする。

標高の違い、気温の違い、日照の違いなどがこれほどの違いを生んでいるんだなぁ。

梅雨のさなかだけど、梅雨が明ければ射すような光が注ぐ猛暑だろう。

それぞれの気候で咲く花もそれぞれだ。

2018年6月17日日曜日

大阪にて

良い雰囲気でしょ。大阪じゃないみたいといえば失礼かな

シソ科の諸君

仕事で大阪にきております。

植物について3時間の講演を土曜と日曜に1回づつ。

今回の準備をしていて、新たに自分で気付くこともあったりして楽しく進めることができました。

でも3時間しゃべるというのは、なかなか体力も消耗するもの。

土曜日は講演後に遅めのランチをリバーサイドで。

天気も素晴らしく、川の風がとても心地よかった。

でもこうやって見るとなんか外国みたいで、大阪ってずいぶん洒落たところだなぁと。

さぁこれからもう一仕事。

夕方に仕事が終わったら軽めに串カツでも食べて帰ろうと思います。

2018年6月14日木曜日

キウイフルーツ


これは可愛いキウイフルーツの赤ちゃん。

キウイフルーツ(Actinidia deliciosa)は猫が大好きなマタタビの仲間。

雌雄異株で、雄株と雌株を植えて棚に仕立てると案外簡単に育てることができる。

ゼスプリというブランドのキウイフルーツが市場では主流で確かに美味しいが、これが意外と高くて1つ150円前後だろうか。

キウイフルーツ棚を作って、ガンガン収穫できれば嬉しい。

ただし、このキウイフルーツは収穫してすぐには食べられない。

追熟といって、1~2週間ほど置いておくプロセスを経なければならない。

ただ置いておくのではなくて、リンゴやバナナと一緒に置いておく。

リンゴやバナナからはエチレンというガスが出て、これがキウイフルーツが熟する手助けをするのだ。

買ってきたキウイフルーツがちょっとまだ堅いな、と思ったらリンゴやバナナと一緒にビニール袋に入れて2~3日置いておくとちょうど良い塩梅に熟するはずだ。

僕は皮を剥いて、細かく切ってヨーグルトとハチミツで食べるのが好きだなぁ。


2018年6月11日月曜日

困ったエドヒガン

歩道がシミだらけに

かなりおびただしい

小さいサクランボ

春だ、サクラだ、お花見だ、と大騒ぎしたのはそう昔のことではない。

今では新緑はすっかり濃くなって、イッチョマエの葉になっている。

花は受粉し、受精し、結実し、サクランボがなっている。

街ではソメイヨシノばかりかと思いきや、そうでもない。

有名な話だけどソメイヨシノは接木で増えていったもので、タネをまいて育てたものではない。

ソメイヨシノには実ができることは稀で、花が散ったらそれでオシマイ。

ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンを交配させたものと言われているが、その親であるオオシマザクラもよく植えられている。

このオオシマザクラの花はもちろん美しいが、問題はその後。

黒くて小さなサクランボ(実)ができて、それがボロボロと落ちてくるのだ。

サクランボだからして、結構ジューシーなので誰かが踏むとビチャッと潰れる。

濃い色の果汁が染み出て、辺り一面が染まることになる。

これが結構美観を損ねるのだ。

どこに何を植えるか、そういうときに将来どのくらいの大きさになるのか、日照にどのくらい影響がでるのか、根上がりといって根がどの程度盛り上がる可能性があるのか、などなど考慮するが、このエドヒガンの様子を見ると「実が周辺の美観を損ねないか」ということも検討する必要があると思われる。

イチョウのギンナン然り、ヤマモモやクワなんかもそうだね。

お花見の頃は「Loveサクラ!」だったのに、用が済んで景観を損ねるとなると人は案外冷たいものなのだ。



2018年6月9日土曜日

街の花壇


飯田橋駅近く。

早稲田通りにご覧のような花壇が。

実はこのように花が植えられるようになったのはここ一年くらいか。

冬はパンジー・ビオラが、そして春~夏はご覧のようなニチニチソウが。

いずれも耐寒性、耐暑性に優れ、比較的安価、さらに彩りも派手なので一定の見栄えがする。

ただねぇ、色違いとはいえ同じ花だけを植えるのは、なんとなく退屈だし、花壇を見ると仕入れてきた苗をカゴ(バスケット)のまんま植えたような、白→ピンク→白→赤・・・と好みの分かれるところ。

さらに言えば、植えたばかりにしては株と株の間が詰まりすぎてやしないか。

毎日誰かが水遣りをするわけでもなさそうなので、丈夫で長持ちがポイントだろう。

歩道を歩いている人が、不用意に車道を横切らないようにという機能面もあるのかな。

さすがにこの花を踏みつけて道路を渡ろうという人はあまりいないだろうから。

住所的には新宿区となるので、新宿区役所が思うところあってやったのだと思う。

どんな意図があるのか聞いてみたいなぁ。

2018年6月7日木曜日

イチョウの伐採




現在、靖国神社では大掛かりな改修工事をしている。

とくに田安門からの参道の整備が進んでいる。

この前、たまたま見かけたのだけど参道にある大きなイチョウを伐採していた。

とくに病気や枯れがあるようにも見えず、こんな立派なイチョウを伐採してしまうとはなんとももったいない。

しばし作業を見ていたけど、作業をしている人は残念ながらこのような大木の伐採に熟練しているようには見えなかった。

たぶん長野の山あたりで林業に携わっている方であれば、もっと手際が良いのではないかと思う。

まぁそれは仕方のないこと。

でもちょっと気になったのは、チェーンソーの切れ味があまり良くないように見受けられたこと。

刃物は切れてナンボ。

さらにイチョウの幹の直径に対してチェーンソーのガイドバーが短すぎたこと。

しっかり目立てして安全かつ効率的に作業ができるといいね。