車道があって歩道がある。
その歩道の端。
ブロックが欠けた箇所をアスファルトで埋めたのだろう。
色などから割と最近の所業とみた。
そんな真っ黒いアスファルトから緑色の細い葉っぱがニョキっと出ていた。
なんだと思いますか、これ。
実はこれはヒガンバナの葉。
写真の奥のほうにボンヤリと植栽枡が見えるでしょ。
ここにヒガンバナがまとまってあった。
どういうわけかそこからこのアスファルトの場所まで飛んできたのだ。
もちろんヒガンバナが先で、その後にアスファルトが上から敷かれたのだと思う。
そのアスファルトに負けずに、アスファルトを突き破ってこのヒガンバナは芽を出したのだ。
植物たちはときどきこうやって我々の想像を絶するパワーを発揮する。
どうしてあんなに柔らかい葉っぱが、こんなに堅いアスファルトを突き破ることができるのだろう。
生への執着ってのは本当にスゴイ。
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