ここ数日、本当に冷え込みが激しい。
吹く風は刺すように冷たかったりして、思わず首をすくめて歩いてしまう。
今朝はちょっと用事があって、趣味と仕事を兼ねて自転車で出かけてみた。
家を出たのは7:00頃。
それなりの恰好をしていたつもりだが、風の冷たさにイヤになった。
それでもしばらく自転車をこいでいると身体は暖まってくるが、それは体幹部分の話。
手や足の指先などは冷え切ったまま。
特に自転車をこぐときの足の冷え方はハンパではない。
本格的に自転車に乗るのであれば、足先が冷えないようなカバーをするのだけど、今日はそれほど本格的に長距離を行くつもりはなかったので、軽装で出かけたのだった。
まぁ、今日くらいの寒さだと、そんな足カバーをしたところで焼石に水といったカンジで気休めにしかならないけど。
サクっと仕事をこなして、再び家に向かって自転車のペダルを踏む。
道路に撒かれた水がところどころで凍っていたのを見て、改めて気温の低さを感じる。
とある池には鯉というか金魚というか、そんな魚が泳いでいたが、見てのとおり表面には氷が張っていた。
うわー、寒そうだなぁ
そう思って池をのぞきこんだらば、エサをくれるかと魚たちが寄ってきた。
冷たかろうにご苦労なことだ、魚は寒くないのか?
氷を通して人の気配を感じるのか?
窒息しないのか?
仮にエサをやろうとしても、氷に阻まれて彼らに届かないけど・・・・
そんなことを考えたり感心したりして、しばし池に見入った。
太陽もかなり上がってきた。
とある石垣の隙間に数種類の植物が育っているのを見つけた。
石と石の隙間に緑が見えるでしょ。
恐らくこれはツタバウンランCymbalaria muralis かな。
太陽の光を真正面から浴びている様子をみて、なんとなく石垣に触ってみた。
なんとビックリ、その石が暖かったのだ。
これを当たり前と片付けてしまうこともできるかもしれないが、正直ちょっと意外なくらいに暖かったのだ。
いくら日に照らされているといっても外気温が5度くらいだとすれば、石はヒンヤリと冷たいのではないかと思うのだが、なんのなんの。
石垣の隙間に育つ植物たちにとっても、これはかなり都合が良いだろうし、アリをはじめとして色んな虫たちの活動も盛んなんだろうなと思われる。
そしてその近くに、ホトケノザ Lamium amplexicaule も一株だけ咲いていた。
この前、神奈川の真鶴に行ったときに早くもホトケノザが咲いていたよ、と書いたが、あそこは周辺に比べて特別に暖かい場所だったので、例外的にホトケノザが早く咲いていたのだと思う。
今日見かけたホトケノザも、周辺ではまったく咲いておらず、この日の当たる石垣の隙間にある一株だけ花をつけていたのだ。
この石垣だけの特殊な気候条件だといえる。
雪が降っても、すぐにとけてしまう場所と、何週間もしつこくいつまでも残っている場所が微妙にあるように、同じ都内であっても、その場所の日照、方角、風当たりなどの諸条件によって植物の生育に大きく影響するんだなぁ、と暖かい石垣に手を当てて実感した次第。
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