2013年2月21日木曜日

困った予感


そんな訳で今日も柏に泊まっています。

朝起きると快晴。

ホテルの部屋からは青く澄み渡った空が。


遠くには富士山が見えた。

千葉県からもこんなに近く富士山が見えるんだね。

富士山の不思議なところは、柏から見た富士山のほうが都内から見た富士山よりも大きく見えたということ。

明らかに柏からの方が距離がありそうなんだけど。

さらにはご存知、東京スカイツリーも遠くにハッキリと見ることができた。



さて、通訳の仕事2日目の今日は、昨日と異なる参加者に昨日とほぼ同じ内容のワークショップを行った。

会場は昨日と同じくジョイフル本田荒川沖店。

まずは講師の英国人がレクチャーをする。

そのレクチャーはたしか昨日は1時間半くらいだったと思ったが、今日は10:00に始まって終わったのは12:00を回っていた。
途中休憩もなく突っ走った。

僕が講師ではないのでなんともならない。

途中で頭がボーっとしてきて、時計を見て初めて長い時間突っ走っていることを悟った。

ヘトヘトになって、昼食をはさんで今度は実演、実技を正味2時間。

これは午前中の講演ほどの密度はないものの伝えることが多くて参った。

参ったっていったってこれは仕事なので、そこはおくびにも出さずに完遂した。

ということで2日目を無事終了。

あとは明日の大セミナーだ。

ここでひとつ困った予感が。

明日は英国人講師の通訳と併せて米国人講師の通訳もするのだけど、この米国人と事前打合せをしてちょっと汗が出てきた。

というのは、彼の英語がなかなか頭に入ってこない。

何故かというと典型的な米語アクセントで、さらにヴァージニア州出身ということで独特の訛りというかアクセントがある。

打合せのときに、既に脳が疲労していたこともあったが、彼の言っていることの40%程度しか理解できなかった。

これはマズイ。

明日のセミナーまでには体調を整えて、集中力を高めておこうとは思うが、一抹の不安を禁じえない。

米語と英語は、僕の耳には全く別の言語に思える。

これまでに一番強烈だったのはアン・リー監督の「ブロークバックマウンテン」を字幕なしで見たとき。

ブロークバックマウンテンとは二人の男性カウボーイの同性愛を描いたもので、今は亡きヒース・レジャー、そしてジェイク・ジレンホールが主演。

この映画でヒース・レジャーが何を言っているのか全く理解できなかった。

理解度は5~10%くらいだったと思う。

カウボーイ独特の田舎っぽい、男っぽい話し方だからだと思うよ、とイギリス人からは励まされたけど、あまりに分からなかったのでイヤになった。

それに比べれば40%は悪い数字ではないが、でも自分だけの問題ではなくて、通訳としてそれを伝えなくてはいけないのだから勝手が違う。

通訳を生業としている人は、こういうあたりをどのように解決しているのだろうか。

訛り、アクセントはもちろんそうだろうし、通訳する業界用語、専門用語なんかもあるだろう。

よっぽど勉強するんだろうな。

今回通訳をすることになったのは、この園芸に関する業界用語、専門用語についてはOKだからということに尽きると思う。

通訳をしないまでも、趣味で海外の園芸雑誌や書籍、あるいはネットをブラウジングするには園芸英語は知っていて損はない。

そんな園芸英語を知りたい方、身につけたい方は毎月第2日曜日池袋西武コミュニティーカレッジで開催しております
にお気軽にご参加ください。

なーんてさりげなく宣伝して通訳業第2日目の御報告としたいと思います。

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