チリマツ Araucaria araucana
昨年8月3日の花咲ブログにてサルスベリをご紹介したおりに Monkey puzzle(和名:チリマツ)について触れた。
全身が激しく尖っていて、猿が登ろうにも どうやって登ったらいいのサ! と困惑(puzzle)するような木である。
機会があったら写真をお見せしよう・・・・
なんて書いたのだけど、写真がなかなか見つからなかった。
先日、手元の写真を見直していたらポロっと出てきた。
普段散歩していて見かける木ではないが、せっかくなのでご紹介しよう。
因みにこの木はキューガーデンという植物園にあったもの。
ぐおーーん と伸びた枝についている葉は硬くて先端がとがっている。
ついでに木の幹肌も尖ったウロコのようなものがついている。
先端恐怖症の人は決して庭に植えたくない木である。
原産地は南米チリで、標高の高い場所に自生しているのだそうだ。
英国ではプラントハンターが持ち帰ったのちに、自国にない木、すなわちエキゾチックプランツとして一時期かなり流行したのだと思われ、普通の民家にこの木が植えてあったりするのをよく見かけた。
英国人のエキゾチック趣味でモンキーパズル以外に 「これはあまり似合ってないなぁ」 と思ったのはパンパスグラス(2008年10月11日花咲ブログ参照)。
モンキーパズルもパンパスグラスもサイズがデカいうえに主張が強すぎて英国の町並みや家の様式にはあまりマッチしていないと思った。
日本では ヒマラヤスギ かなぁ。
以前にも書いたけど、ヒマラヤスギは本当に巨木であって、民家の生垣などで使うべき木ではないと思う。
それを小さく、小さく仕立ててかなり無理をしているように見えるのだけど。
とにかく 「そのうちお見せします」 というお約束をひとつ果たしてホッとしております。
次は ハナミズキを俯瞰した写真ですね・・・
1 件のコメント:
初めて沖縄でダイビングしたとき、こんな形の青っぽい珊瑚がありました。トゲトゲではないですが。
パンパスグラス、でかいですよね(汗)
あのお庭、良く考えたらパンパスグラスといいリュウゼツランといい結構ワイルドな構成ですね。。あまり教会っぽくないような。。
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