田んぼ
春のうららかな日差し。
田んぼ には水がはられて、新たに苗が植えられたところだった。
田舎はいいなぁ・・・ などと単純に思ってしまう。
暖かそうな水の中には卵からかえったオタマジャクシがのんびり泳いでいた。
「のどか」なんである。
最近は農業が人気なんだそうで、新規就農相談センターへの相談件数はウナギのぼりで、就農フェアなんかがあるとスゴイ人が押し掛けるんだそうだ。
田舎のライフスタイルに憧れて、不況によって都会での仕事に希望がなくなって・・・・ などなど色んな理由があるだろうが、是非流行に終わらせずに長続きさせていただきたいものである。
農家っていったって、甘くはないと思うよ。
朝は早いし、天気には左右されるし、丹精込めてつくったものが希望の金額で流通するとは限らないし・・・。 でもでも 「それでもオレはこれが好きなんだ!」 という気持ちがそれらを上回っていれば大丈夫なんだと思う。
就農は題材としてはちょっと大き過ぎて、このブログで書くには限界がありそうなのでやめておく。
そういえば昨日は天皇陛下が皇居内で お田植え をなさったのだそうだ。
陛下のお田植えは今日や昨日の話ではない。
筋金入りの 農業実践家 であるといえる。
さて、今日の写真は茨城県のとある田んぼ。
整然と並んで植えられた苗なのだけど、何故か他の場所と明らかに違う様子のパッチがあった。
何があったのか聞いてみた。
聞くと、近所の学校の田植え経験として田んぼの一部を貸してあげたのだそうだ。
小学校低学年の子供たちが植えたのだそうで、まだ力もないので、苗をシッカリ植えることができなかったようだ。
でも、当日はみんな泥んこになってとても楽しく田植えを体験したのだそうだ。
いいなぁ。
子供の内に田植えを経験すれば、将来の選択肢として「農業」を目指す子供が出てくるかもしれない。
農業って楽しい、農業ってカッコ良い というイメージを持ってもらうことが日本の農業の将来にとても重大な影響を与えるように思うのだけどどうだろう。
4 件のコメント:
「お田植え」っていうとなんだか神聖な儀式のようですね(爆)
そういえば、大手町の田んぼからこの時期「田植え体験しませんか?」のお知らせが来たっけ。。
→ちょっとお世話になったこともあるんす。
実家の本家が農家なので、畑を紹介してもらって両親が趣味でやってます。趣味といってもかなり本気ですが(笑)爺様も書かれていたように、誰にでも土地を貸してくれるわけではないようで、素人の参入は難しいようです。実家には車を運転できるひとがいないので、大荷物(堆肥にする大量の落ち葉とか)を運搬するのが大変なのですが、紹介者同士で助け合いながらやっているみたいです。地元ネットワークが大事ね。
「農業」はひとりでは出来ないでしょうね。
作業そのものもそうですし、販売ルートなども、地元農協を通すか通さないか、でいろいろあるみたいです。
都会からの新規参入組みが地元の農家の方々とうまくコミュニケーションが図れずに失敗してしまう例も多いらしく、ひるがおさんの言うように地元ネットワークがとても大切なようです。
ところで、「ハナミズキを俯瞰した写真」 をかなり探したのですが、確かに撮ったとは思うのですがどういうわけか見つかりません。
忘れた頃にポロっとでてくるような気がして、また発見したらご紹介することにします。
スミマセン。
子供の行っている小学校では2坪ほどの田んぼが完備しています。毎年近所のおじさんの指導の下田植えをしています。植えているのは5年生かな?おにぎりの一部にして食べるそうです。
良いお話ですねぇ。
自分が食べているおにぎりのお米はどうやって出来たか知らない子供が全国にはかなりの数いるのではないかと思います。
でもそれを田植えからやったとなると、そのおにぎりの美味しさは格別なのだと思います。
そんな「美味しい!!」という感動が子供たちの心に刻まれると、より心の豊かなひとになれるような気がしますね。
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