オオムササキツツジ Rhododendron pulchrum
ここ数日雨が降ったり、気温が低めだったりしたけど、今日は日差しが戻ってきましたね。
ただ戻ってきただけではなくて、暑かった。
明日はさらに暑いんだそうで、これから先がやや思いやられる。
今日ご紹介するのは オオムラサキツツジ。
何を今さら・・・ という声も聞こえてきそうな ありふれた 植物である。
マンションの外溝、道路の中央分離帯、公園の植え込みなどなど、あらゆる場面で見かける。
オオムラサキツツジと同じくらい頻繁に見る植物に サツキ Rhododendron indicum というのがある。
どちらもツツジ科なのでとても良く似ている。
それにしても、なんでこんなにあちこちに使われるのだろう?
つらつらと考えてみるに、安上がりで、メンテナンスが楽で、葉っぱであたりを覆い、とりあえず花もつける、からではないかと思う。
そんなこともあって、植栽案をつくる人はアイディアに息詰まると 「とりあえずツツジを植えておけ」 となるのかもしれない。
実はある外国人と東京の植栽についていろいろと話していたら、彼は 「東京にはなんでこんなにツツジが沢山植わっているのだろう? 本当に退屈な植栽だと思うんだけど」 と吐き捨てるように言った。
「なるほどねぇ、良く見てるねぇ」と感心した。
彼の言う通り、ツツジばかり植えてあると植栽に変化がなく、見ていて退屈であるという感じは否めないと思う。
今の時期のおよそ2~3週間は花が咲いて 「おっ」 と思わせてくれるけど、残り50週間くらいはひたすら変化のない葉っぱを僕らに見せてくれる。
・・・・確かにちょっと退屈かも。
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