贅沢な駐車場
とある公園にあった駐車場を見て 「おおっ!!」 と立ち止った。
何故かといえば、その駐車場は全面芝張りだったからである。
正確なところは知らないけども、車の重量というのは恐らく1トン位あるのではないだろうか。
全く見当違いだったら申し訳ない。
でも間違いなく言えることは 「人間よりも重い」ということ。
なんでこんなことを言うかというと、芝に限らず、植物にとって一番困るのは地面を踏み固められることなのに、車という重たいものが常に動き回るところに芝を植えるというのは、まさに自殺行為といえなくもないからである。
土の中にはほどほどの隙間があって、そこに水分や空気を蓄えたりしている。
それが、踏み固められてしまうと、その隙間がなくなってしまい、植物の根っこは窒息状態となり枯れてしまう。
よく公園の芝生に 「立ち入らないでください」 なんて書いてあるのはそういう意味において芝を守ろうとしているからであろう。
そんなデリケートなことなのに、この駐車場というシチュエーションで芝を張るという大胆さ。
しかし足元を良く見てみると、それは単なる芝ではなく、プラスティックの穴のあいたパネルを芝と一緒に敷いて地面が車の重さで固まらないような工夫がしてあった。
それでも出入り口の交通量が一番多いところはやや芝がはげていたけど、遠目には芝はちゃんと生きていた。
これはこれでスゴイことのように思える。
しかし芝生も受難だなぁ。
重さによる踏み固め攻撃からは解放されているとしても、車のオイルが漏れてきたり、排気ガスに常にさらされたりする。
やはり駐車場に芝生はやや無理がある気がするなぁ。
1 件のコメント:
うちもこれを考えましたが、普通にコンクリートにしました。ナニゲデタイヤが滑ったりします。
コメントを投稿