鳥のやうに・・・
写真を見て、この場所がどこだかを言い当てられる人がいたら、それはかなりの通である。
さて、どこでしょう・・・。
答は 神楽坂 です。
この前ちょっと気取ったランチをとって、店から出ようとしたらエレベーターがなかなこないので、階段で降りることにした。
そこで出会った風景である。
街路樹がの緑がまぶしい。
これは何の樹だかお分かりだろうか?
ケヤキ である。
街路樹としてすごくありふれた樹であるが、そのサイズの大きさをちゃんと理解して人はこれを街路樹として選んでいるのかときどき疑問に感じるときがある。
背の高さは、すでにビルの4階くらいには到達していて、これ以上大きくならないように派手に切ったあとがある。
もっと広い場所でのびのびと暮らしたいだろうに。
それはそれとして、この景色を見てどう思いますか?
ケヤキのような大きな樹を見下ろす、というのはあまりあることではない。
ケヤキに限らず普段われわれは、自分の目線からしか植物を見ないので、見えるものが限られてしまっているのではないだろうか。
時にかがんで小さな雑草に語りかけてみたり、時にビルの上から大木を見下してみたりすることは、植物たちの新たな一面を発見できるきっかけになるかもしれない。
今回の写真を撮って 「鳥ってこんなふうに樹や街をみてるのかなぁ」 なんて他愛のない想像をした。
2 件のコメント:
欅、自宅そばにもありますが、ついこの間まで葉がなくて他の木々に比べて遅く芽吹いてきたように思っていたのですが、あっという間に葉でいっぱいになっていました。高さがあるから余計にそう感じたのかもしれませんが。
話が脱線しますが、上から見てみたい木はハナミズキやヤマボウシです。花が上を向いて咲くので。もう花期は過ぎてますが、下から眺めるより上から見下ろした方が素敵なんだろうといつも思います。
ハナミズキかヤマボウシの、そういう写真昨年だったか、一昨年だったか、撮りました。
探してみますね。
コメントを投稿