鳴神山
今週末は天気がイマイチであった。
とくに今日は雨が降って気温もあまり上がらなかったのではないか。
実は先月 山歩きガイドのようなことをやったと書いたのだけど、その第2弾が今日だったのだ。
予報で雨と知っていたのに、朝起きてザーザーと音をたてて降っている雨を窓越しに見て気持ちが一気にブルーになった。
雨だから行かない、という訳にはいかない。
一応これでも仕事なのだ。
新宿駅西口には雨だというのにかなりの人がハイキングに行くためのバスを待っていた。
この前も書いたけど、ここは各方面に出掛けるバスツアーの集合場所なのだ。
僕が今日行ったのは群馬県桐生市の近くにある 鳴神山(なるかみやま) という山で、ここにカッコソウという花を見に行くというもの。
カッコソウの話は明日の続編に譲るが、ツアーはまたしても50~60代の女性が中心であった。
しかも今日は男性のお客様ゼロ!!
改めて、この世代の方々は元気があって、お金があって、余裕があるなぁと思ってしまった。
というのは雨にもまったくめげずに出掛けるバイタリティ、そして雨に備えるその装備。
上下ゴアテックスの高級雨具を身にまとい、リュックにも専用のカバーをかけて、足元も高そうな登山靴を履いて、もうカンペキなのである。
僕は今回は一行の最後尾について回った。
天気は終日冴えなかったけど、それほど悪いものではなかった。
とういうのは森の中を歩いていると、青々と茂った木々が雨を適当に遮ってくれたのかシットリとはするが濡れネズミになるほどのことはなかった。
結局僕は雨具を使わずに一日を終ることができたくらいである。
山の中はシットリとして、雨にぬれた緑が美しく光り、モヤというか霧というかガスが適当に出てなんとも幻想的な風景を醸し出していた。
鳥がさえずり、カエルがグーグーと低い声でないていた。
すーーっと深呼吸をして、緑のなかで空気を胸一杯に吸い込んだら本当にうまかった。
普段の疲れがほんのちょっと癒えた気がした。
3 件のコメント:
んん~、マイナスイオンというヤツでしょうかね。写真からも滲み出てくるといいなあ。
森での深呼吸は、それだけで元気が出るから不思議です。「リフレッシュ」とは、なるほどウマいこと言うなあ、と思う言葉です。
田舎育ちで原風景が山に囲まれている土地のせいか、海よりだんぜん山派。しかも年齢とともに山に呼ばれている気がします。東京近郊(1時間圏内)で軽く登る、あるいは散策できる山や丘陵をご存知でしたら教えてください。豚しゃぶ会も楽しいけど、植物の解説つきで山に一緒に行くのもきっと楽しいに違いない。ち。
食通ガイド本にも紹介された高尾山は今や身近な登山(?)スポットとなったようです。
人知れずゆっくりしたい、ちょっと山を歩いて、出来れば温泉なんかにも入りたい・・・ なんて欲張りな希望を叶えてくれるのが 「鶴巻温泉」ではないでしょうか。
小田急線で行けます。
駅から歩いて山に登れて、それほどきつい山ではないです。しかも温泉もあります。小田急線を使うので温泉のあとに軽くビールを飲んで寝て帰ってくるなんて芸当も可能です。
そのほかにも、真鶴半島あたりは山と海、さらに海の幸を堪能できるナイススポットであります。もちろん電車で行けます。
オススメです。
リフレッシュ、リフレッシュ。
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