2009年5月8日金曜日

ハゴロモジャスミン Jasminum polyanthum
      


   
散歩をしていて 甘~い匂い が漂ってこないだろうか?
   
それは恐らくハゴロモジャスミンである可能性が高い。
   
早春のジンチョウゲ、秋のキンモクセイあたりは匂いものの代表格であるが、このハゴロモジャスミンも匂いベスト10には入っていると思われる。
   
家の塀や、垣根なんかに絡まって育つ、クライマー(つる性植物)だ。
   
大きく育つとかなりのボリュームがあるので、見ごたえもあるし、匂いもかなりのものだ。
   
これは僕の個人的な趣味かもしれないが、花の香りというのはそこはかとなく漂っているくらいが丁度良いと思うのだけどどうだろう。
あまり主張が強すぎても困りものだ。
   
小さい頃に ユリの大輪の花が咲いているお宅に伺ったときにあまりに強烈な匂いのために頭がクラクラしてしまいには気分が悪くなったことがある。
   
主張しないと気付かれないというか、香ることに存在意義を見出す花もあれば、控えめに自己主張する花もある。
どれを選ぶかはそれは個人の自由だけど・・・
  

   

1 件のコメント:

ひるがお さんのコメント...

ハゴロモジャスミン、GWに入る前あたりに自転車で走っていたときに生垣のあるお宅の前で漂っていました。ほんと、香り強いですよね。

ものの香りを「匂い」と表現するのは失礼だとある人が言っていました。そこにはいい香りばかりでない印象も含まれるからだと。
なので、植物には「香り」と言うようにして繊細さを表すようにしています。
嗅覚はもっとも動物的感覚器官でそこで危険か安全かを判断しています。だからけしていいものばかりを受け入れているわけではないんですが。。

でも、確かにあまりにも濃厚な香りのものは敬遠したくなりますね。私もユリ(特にカサブランカ)が苦手です。
夜咲く花のしっとり感は好きなのですが。。
これも虫くんたちをお誘いする彼らの生き方なので、仕方無い。