キリ Paulownia tomentosa
樹に咲く花としては比較的派手な部類に入るのではないだろうか。
今日はキリです。
薄紫色の大ぶりの花が咲いている。
薄紫の小さめの花が幾つか房のようにして咲いているのが分かるだろうか。
こういう花のつき方を指して 円錐花序 という。
花の横には昨年できた実がまだ枝にしがみついているのが見えた。
キリは落葉樹なので、この実がずっと気になっていたのだが、落ちることなく花のシーズンになってしまった。
キリは桐花紋といって家紋や紋章に良くつかわれるが、実は花咲ジジイの通った高校の校章も桐のマークだった。
今も校章のかたちは鮮明に思い出せるが、それがこのキリをどう模したものなのかはサッパリわからなかった。
でも今も落ちずに枝にぶら下がる実のようすなどを見ていると、「なるほどねぇ・・・」とちょっとだけ納得できる気がした。
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