2015年3月5日木曜日

根っこ



ガーデンセンターでは色んなものを売っていたという話の続き。

植物の場合、とくに花の場合は「ポット苗」もしくは「種」あるいは「球根」で手に入れることが多いのではないだろうか。

そういう意味では、コロンブスの卵的な発想とも思えたのはこの「根」を売っていたこと。

宿根草の根。

植物たちは冬の寒い、彼らにとって不利な時期を「休眠」し、春にまた成長を再開する。

その休眠をどのような形で過ごすか。

ある者は種として、ある者は球根として、そしてある者は根として冬を越えようとする。

だから根を売っていてもなんら不思議はないといえばないのだけど、ビニール袋に用土にまみれた根だけが売っているというのはちょっと不思議な感覚。

根を掘りあげて、キレイにして、袋詰めして売る人がいるってわけだ。

色んな商売があるものであります。



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