先日、写真を整理していたときのこと。
イスラエルに行ったときに写真がいくつか出てきて思わず見入ってしまった。
イスラエルのエルサレム植物園に、キューガーデンから交換留学生に選ばれて約1ヶ月イスラエルにいた。
休日にはレンタカーで友人とイスラエル国内を植物を探して巡った。
相棒が無類の植物好きで、彼に便乗して着いて行ったというほうが正しいかな。
イスラエルの南はエジプトと国境を分かつのだけど、そこは砂漠地帯となっている。
ここに自生するチューリップを見るために1泊2日で出かけたのだった。
こんな不毛の地にチューリップなんてあるのか、最初は半信半疑だったが、相棒の自信に満ちた案内でようやく見つけることができた。
でも残念ながら開花前のつぼみの状態のチューリップ。
普段花壇で可愛らしく咲いているチューリップしかしらなかったので、野生のチューリップがこんなに厳しい環境で元気に暮らしているのを目の当たりにして、いささかショックを受けた。
そしてあの頃は、こうやって巡りあえるかどうかも定かでないチューリップのために車を借りて、泊りがけで砂漠に繰り出す冒険心と好奇心が自分のなかにはあったんだなぁ。
最近はどうだろうか?
なんだか小さくまとまってしまっているんではないかなぁなどと気づかされた写真でありました。
2 件のコメント:
こんばんは。
いつぞやに、木の切り方を教えて頂いたものです。
日本にほとんど根付いていない園芸コンサルティングとして、造園、ガーデンデザインのみならず、植物を通しての教育、植物や英国園芸の普及とマルチに活躍されているのを拝見して、私には小さくまとまっているとは思えません。
一から仕組みを企画し運営するのって想像以上に大変なのに、お一人でやられているのは馬力のある人だなと感服します。特に日本だと細かい決まり事があるから余計にそう思います。
確かにプラントハンティングは壮大ですが、花咲ジジイさんも十分偉大だと思います。
りさん
コメント有難うございます。
そうですか、そういう目で見ていただいている方もいらっしゃるということを励みに頑張りたいと思います。
冒険といえば来月ちょっとした冒険(?)の予定があります。
ブログでもできればお伝えしたいと思っています。
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