話は前後するが、これは先だってのクリスマスローズ展。
最近のクリスマスローズ人気はすさまじいものがある。
こうやって単体植物で「ナントカ展」が開かれるくらいだもの。
他にすぐに思いつくのは「ラン展」とか「クレマチス展」とか。
何で人気があるかといえば、そりゃ色んな理由があるだろうけど、ひとつには「個性的」なんだと思う。
親同士を交配させてどんな形質を持ったクリスマスローズが咲くのかはやってみなければ分からない。
上記クレマチスもクリスマスローズもキンポウゲ科であり、どうやらこのキンポウゲ科は多様性に富み予想もできないような形質が出やすいのだろう。
「珍しい」「希少」というあたりがマニア心をくすぐるのではないだろうか。
もちろん花として魅力が大きいことはいうまでもない。
自分もとあるお宅で「赤系のクリスマスローズが欲しい」といわれ手配しようとしたときに、農家の方から「咲いてみなければ色も分からない」といわれたことがあるのを思い出した。
しかしそれでは商売にならないだろう。
そこで組織培養(メリクロン)技術を使えば、均一で、親株と同じ性質をもった苗ができる。
この組織培養技術に定評があるのが、今日の写真のミヨシのシリーズ。
組織培養であって、遺伝子組み換えではないので念のため。
園芸の世界もこうやってハイテクの波が押し寄せてきているのだ。
あっ、組織培養は今にはじまったことではなく、ハイテクではないと言われるのを承知で書いていますので悪しからず。
これはゆる~さが売りの花咲ブログです。
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