オリンピックの影響なのか、新たなビルがどんどん建って建築ラッシュだなぁと感じる。
前にも書いたけど、お陰さまで我が家からは富士山が半分くらいしか見えなくなってしまった。
そんな近代化著しい都内でも昔の風情を残しているとことはあるものだ。
神田藪そばは失火して新しくなってしまったけど、神田界隈にも古い建物が沢山残っている。
例えばこれはカトリック神田教会。
この荘厳な聖堂はフランス人宣教師シェレル神父によって、1928年(昭和3年)に完成したものらしい。
ヨーロッパのゴシック建築とは異なり、ああいった派手さはないけど、まさに昭和感ハンパないのであります。
その脇の同じ敷地内には神父様の居宅なのだろうか、庭があって枝垂桜が良いカンジの枝振りでしだれていた。
しかし問題はその先。
なんの木だろうか、たぶんイチョウかクスノキだと思うけど、バッサリと枝を切られて棒状の無残な姿で佇んでいた。
これはこの前書いた神社で見かけたイチョウとほぼ同じ状態。
こうやって美しくも神々しい建物があるのに、なぜその脇の木がこんななのか?
罰当たりといわざるをえない。
いっそのこと根元から伐採したほうが良かったのではないか。
どういう事情、いきさつでこんなになったのか興味はあるが、担当者を探してそれを尋ねるほど暇はなかったので写真だけ撮って立ち去った。
立ち去ると、さらに別の昭和の建物が・・・。
もうちょっと心と時間に余裕があるときにノンビリと散策したい街であります。
0 件のコメント:
コメントを投稿