シュロ Trachycarpus fortunei
ヤシの木か? いえ、これはシュロっていうヤシ科の木だ。
この前新聞にシュロの育つ北限がどんどん北上してきているなんて記事が載っていた。
繊維質の樹皮は、シュロ縄といって植木屋さんが竹垣を作ったりするときに使われる。
シュロ縄についてはまた今度詳しく書こう。
さて、今日見たシュロはちょっと特筆に値する。
何故ならば、高さおよそ6メートルほど、2階建ての家の屋根ほどの高さのシュロを支えていたのはわずか60センチ×60センチほどの小さな花壇(?)だった。
このサイズのシュロになると重さは100キロを軽く超えると思う。
シュロは結構中味が詰まっていて重たいので300キロ以上あるかもしれない。
それをこんなに小さな根っこが支えているのだ。
台風が来たりして、いつ倒れてもおかしくはない。
想像するにこれを植えた家の人はまさかここまで大きくなるとは思わずにホンの軽い気持ちで植えたのだろう。
植物のパワーをあなどってはイケナイのだ。
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