今日は今年一番の冷え込み だそうだ。
でも、嫌いじゃない、このピリッとした空気。
なんでこんな時間に今日の分をアップしているのかというと、今日の植木屋仕事は午後からだからである。
暮れは植木屋さんの仕事はまさに書き入れ時で、本当に忙しい。
手入れに伺う御宅でよく見かけるのが、赤い実をつけた センリョウ Chloranthus glaber (写真下)、だったりマンリョウ Ardisia crenata (写真上)で、家の方からはお正月で使うから切らないでね、と言われる。
そう、この赤い実を付けた彼らは お正月飾り として活躍するのだ。
それにしても、このネーミング。
センリョウとマンリョウがあるのなら、イチリョウ、ジュウリョウ、ヒャクリョウなんかもあるのか?
あるんです。
- イチリョウ Ardisia pusilla
- ジュウリョウ Ardisia japonica
- ヒャクリョウ Ardisia crispa
- センリョウ Chloranthus glaber
- マンリョウ Ardisia crenata
というラインアップである。
見て気付かれた方もいると思うが、センリョウだけセンリョウ科(CHLORANTHACEAE)で、あとは全てヤブコウジ科(MYRSINACEAE)となる。
よく見かけるセンリョウとマンリョウ。
その外見的な違いは、センリョウの赤い実は茎の先に付くのに対して、マンリョウは赤い実が葉の下に垂れ下がるように付く点が決定的に違う。
クリスマスも過ぎて、これからはお正月に向けてまっしぐらだが、これから見かけるお正月飾りにもチョイと目をむけてみるとオモシロイ。
1 件のコメント:
一両と十両は知りませんでした。
そのうち10万両や億両が出たりして..
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