2008年11月29日土曜日

イチイ Taxus cuspidata
   
  
赤い実をつけたカワイイやつである。
しかし、これは高さ20メートルほどの高木となる。
   
こう見えても常緑針葉樹で、この赤い実は種子のもとになる胚珠が外に剥き出しになっているという裸子植物なのである。
   
  
触ると柔らかい赤い果肉のような部分は仮種皮といって、その中に種子があるのが覗き込むと見える。(上から2番目の写真)
赤い果肉は糸がひくほど粘性がある。(左上)
  
見た目的には、なんか美味しそうなカンジもする。
確かに食べられる。しかしそれは外の赤い部分だけだ。
中の種子には毒性があるので要注意である。(右下)
   
食べてはイケナイ。
小さいお子さんのいる方などは、注意していないとパクッといってしまう。
   
ヨーロッパでは同属のイチイ Taxus baccata がある。
これは英国の庭に欠かせないもので、あちこちで見かける。
  
どうしてかというと、生垣として人気が高いのだ。
そして毒性もあるということで、植物の同定試験では必ず出てくる。
という訳で Taxusu baccata は最も試験に出る植物の筆頭だと思われ、忘れようもない植物なのである。
  
  

2 件のコメント:

ぴーさん さんのコメント...

試験に出る木ですか..
どこの分野でもあるんですね。
覚えるのもなかなか大変です。

じゅんぺい さんのコメント...

田舎の庭に10メートル超のヤツがあって、毎夏、脚立に登って剪定してます。実に毒があるとは聞いていましたが(田舎の人は物知りなんだよね)、実物は見たことなかったので、勉強になりました。