防犯バラ
タイムリーなお話をさせていただくと、つい先ほど埼玉と中野で起きた元・厚生事務次官夫婦殺人事件の犯人が自首したのだそうだ。
これと植物がどう結びつくのか?
実は先週はずっと中野区の鷺宮という場所で手入れ仕事をしていたのだ。
事件が起きた翌日は一日中ヘリコプターが近所を飛んでいた。
ぶっそうな世の中になったもんだ、と親方とも話していた。
良く書き込みをしてくれるぴーさんが以前言ってように、茨城県水戸市で植木屋職人が手入れに行った先の女性を殺害してしまったなんて事件もあったようで、我々善良な植木屋は胸を痛めた。
鷺宮でお昼を食べて腹ごなしに近所を散策したらご覧のようにバラが電柱の脇をブワーっと覆うように育っているのを見かけた。
スゲーなぁこりゃ。切りゃ良いのに・・・と思った後でハッと気付いた。
これは防犯目的なのではないか、と。
電信柱(親方はこれを電信棒と呼ぶ)は家にほぼくっついていて、電信柱をつたっていとも簡単に2階のベランダに登れてしまう。
これは狙われる。
そこでこのバラをわざと育てたのではないだろうかと思うのだ。
茎からはかなり鋭いトゲが出ていて、2階に登るのは無理だ。
イギリスにはあちこちに野ウサギがいるのだけど、彼らも野バラの奥に巣を作って住んでいる。
外敵がやすやすと近づけないのだ。
ピーターラビットの世界だね。
話が逸れてしまった。
防犯の目的で有刺鉄線を張ったり、ガラスの破片をコンクリートに埋め込んだりするのをよく見かけるけど、アレはあまり美しくない。
こういった花が咲いちゃうような防犯の工夫はステキだと思うのだけどいかがだろうか?
明日は自転車さん あしびなさんと神宮外苑のイチョウをサイクリングして見に行くイベントの日だ。
6時あしびな集合なので、もう寝ます。 明日は黄金色に輝くイチョウを御紹介できることと思う。お楽しみに。 オヤスミナサイ
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