はかなき高級地下足袋
7月に、藍染のチョイとお高い地下足袋を買ったのだ、と書いた。
何しろ通常の地下足袋の2倍の値段である。
かなり興奮したものであるが、4ヶ月ちょっと経った現在はご覧のような状態である。
つま先、そして脇の部分が擦り切れて穴があいてきた。
この高級地下足袋は通常の地下足袋に比べて耐久性に難があるようで、もはやあと数日もつかどうかといった具合だ。
しかしこの地下足袋ってシロモノは木に登って繊細な感覚を足の裏で感じるには都合が良いが、これから迎える本格的な冬のシーズンには涙ものの寒さである。
なんてったって靴底が数ミリしかないのだ。
この高級地下足袋を浅草に買いに行ったのだけど、そのときに靴底が「ナイキエアー」のようになった地下足袋があった。
これは浅草寺界隈を観光客を乗せて走る人力車のお兄さん たちが履いているものだという。
目的はやや違うけれど、靴底が厚いとなれば、その分保温効果は期待できる。
これも地下足袋としては決して安いものではなかったけど、次なるターゲットとして現在考慮中である。
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