2008年11月24日月曜日

外苑イチョウのウンチク話
   

   
申し上げているように昨日は早起きをして外苑までイチョウの黄葉を見に行った
色づきは 独断で35%
まだまだこれからといった風情であった。
  
この都内でも有数のイチョウ黄葉スポットには意外なウンチクが隠されているのであった・・・。
  
* ここのイチョウはもとは新宿御苑にあったイチョウのギンナンを1908年に蒔いて育てたものを1923年に植栽したもの
  
* 並木の総数は146本 (雄木44本・雌木102本)
  
* 背の高さ 一番高いもの=24メートル 一番低いもの=17メートル
  
* 並木道の長さ = 300メートル
  
* 木と木の間隔 = 9メートル
  
* 青山通りから絵画館に向かって下り勾配で、およそ1メートル下がっている
   これに合わせて木の高さも絵画館側が低くなっていて、青山通りから見たとき距離があるように見せる遠近法のテクニックが使われている
  
* 樹形を保つための剪定は4年に一回。冬季に完全に落葉した時期に行われる
  
など、外苑のイチョウについてチョット下調べをして、さらに花咲ブログでこれまで書いてきたイチョウに関するアレコレを織り交ぜながら朝のイチョウ並木をそぞろ歩いた。

  
本当に146本もあるのか?そうは見えないけど・・・・
と思って青山通りに立って数えてみた。 確かにあった。
  
それにしても結構な数だ。冬場の剪定は10日くらい掛かるのではなかろうか。
剪定に伴うゴミもかなりのものだろう。
  
剪定が4年に一回というのもどうだろう?
そうだとするとかなり茂ってしまって樹形を保てなくなる気がする。予算などもあるだろうが、せめて2年に一回ぐらいではないか と調べた資料をヨソに思うのであった。
  
参加者の方が 「これを剪定するときには木に登るんでしょうか?」というスルドイ質問を頂いたが、答えられなかった。 職人が登ることも考えられるが、これだけの高さと本数なので大型クレーンにゴンドラをつけて作業するのではないかと想像するが定かではない。
  

   
ホホーと思われたアナタ。
イチョウはまだこれから見ごろを迎えるので、今日のウンチクを胸にお出かけになってみたらいかがでしょうか。
イチョウ祭り なるものも12月14日まで開催されているようなので、焼きそばに焼きイカ、そしてビールなんて お祭り気分でイチョウ並木を歩くのも悪くはない。
  
  

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