2014年7月31日木曜日

樹の見分け方


この樹はなんの樹でしょうか?

そういう質問があったとして、人々はいったい何を見て何の樹であると判断しているのだろうか。

言い換えれば、その樹の特徴を最もよく表している箇所は樹のどこか、といえるか。

恐らく、「葉」「花」「実」あたりが筆頭にくると思うけど、それ以外にも「樹形」「樹皮」なんてのも割りと上級者にとっては重要なヒントになったりするのではないかと思う。

樹皮なんてのは、かなり特徴的で「まだら模様」「ヨコ縞」「タテ縞」「ごつごつ」「すべすべ」「つやつや」「ペリペリ(樹皮が剥がれ落ちて)」・・・などなど実に多様であり、慣れてくるとそれだけで大体の見当がついたりするものだ。

因みに今日の写真は「アカマツ」の樹皮。

うろこ状になっているし、色合いもかなり特徴的。

ボキャブラリーという言葉が適当かは分からないけど、こういう引き出しを増やしておくと、「この樹は何の樹?」という疑問が沸いたときにかなり役立つものだ。

葉、花、実などばかりに気をとられるのではなくて、広い視野をもって樹と対峙すると面白いと思うよ。

0 件のコメント: