昨日ちょっと書いたけど、植えたわけでもないのにスクスクと育っているたくましい植物って案外多いものだ。
そのうちのいくつかってことで、昨日はアカメガシワ、アオギリ、クワなんて書いてみたのだけど、その気になって散歩をしてみるとその手の植物をたくさん見つけることができる。
上の写真はお蕎麦屋さんの横に大きな葉を広げたキリ。
昨日書いた「アオギリ」(Firmiana simplex)はアオイ科であり、「キリ」は Paulownia tomentosa でゴマノハグサ科なのでまったくの別モノなのだ。
ただ、種子散布による旺盛な繁殖力は共通している。
上の写真の蕎麦屋さんは
「このキリを育てて箪笥でも作りますかぁ!」
なーんてノンキことを言っている場合ではない。
大きくなって手に負えなくなる前に、何とかしなくてはならないと思うよ。
実際、このキリは昨年根元でバッサリとやられていたはずで、ボクはそれを記憶しているけど、結局はこのとおりなんであります。
そして下の写真が昨日書いたアカメガシワ。
ご覧ください、生え際を。
土ではなくてアスファルトから生えているでしょ。
アスファルトの僅かな隙間から根を伸ばして張っているのだと思うけど、これもスゴイ生命力だ。
分枝の仕方から見て、恐らく2年目だと思うけど、すでに大人の胸の高さくらいはある。
地べたがアスファルトで、日照もそれほど良くなくてこの大きさなんだから、諸条件が合った日にはどれだけ大きくなるんだってことですね。
この「生命力の強い奴ら」は面白いので、しばらくシリーズ化してみようかなと思う。
いつだか「暑さに強い奴ら」というシリーズをやったので、その続編ということで。
身近にいくらでもあると思うよ。
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