多少なりとも植物に関係するので、今日はちょっとだけ触れてみようと思う。
そもそもハーブって定義はなんでしょう?
こういうときには wikipedia を参考にしてはいけない。
あれって「参考」に留めるものであって、あそこにあるものが正しいと思ったら大間違い。
なんでもかんでもウィキに頼る人がいるけど、いかがなものかと思うよ。
さて、そこで紐解いたのが大辞泉。
「香辛料として用いたり、民間療法に利用したりする香草・薬草。煎じて飲んだり、化粧品に配合したりする」
これは一応信頼できるとして。
ハーブに関連のある団体、人たちから「ハーブ」の名称を使うのはやめて欲しいという要請もあったとか、なかったとか。
そりゃかなりのイメージダウンだものね。
警察や厚生省なども新名称を募って決まったのが
「危険ドラッグ」
どうです?
言っちゃなんだけど、センスのかけらもない気がするのは僕だけだろうか。
果たして、これはこのまま定着するのだろうか?
最近ニュースでもこれまで使っていた「脱法ハーブ」の箇所を「危険ドラッグ」に置き換えて報じているけど違和感はどうにも否めない。
そこで思い出すのが「オレオレ詐欺」。
あれも確か公募の結果「母さん助けて詐欺」になったと記憶しているけど、通常の会話のなかで「母さん助けて詐欺」というフレーズを聞いたことがない。
危険ドラッグはどうかな?
しばし見守りたいものであります。
これを根絶させたいのであれば、ハーブに振りかける薬品を作っている過程(中国)をACのテレビCMなどで繰り返し見せれば良いと思う。
以前なにかの報道番組で見たことがあるけど、怪しげな、決して衛生的といえない工場(こうば)で、一斗缶に入った怪しげな薬品をまぶしていた。
あんなものいくら頼まれたって願い下げだ。
それを金を払って、リスクを犯してまで吸引したい人がいるってんだから理解に苦しむよ。
あの製造工程をみれば手を出す人は減るんではないだろうか。
今日の写真は、いわゆるハーブのひとつエキナセアの花。
多種多用な感染症の治療薬として使われている。
加えて花としての容姿もご覧のごとく整っていて素晴らしい。
良いね、これは。
ピンクだけではなくて、黄色いのも最近は出てきてるので園芸鑑賞目的でも十分楽しめる。
こっちは正統派ハーブね。
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