東京都豊島区東池袋。
首都高5号線の高架に沿うように都道435号線が走っている。
その道路わきには背の高い街路樹が並んでいる。
これはクスノキ。
ここを通りかかったらば、たまたま街路樹剪定工事をやっていた。
ご存知のように木登りと聞いては捨て置けないのだ。
作業は護国寺方面から池袋方面にむかってじわじわと進んでいた。
上の写真をご覧いただければ、作業前と作業後でどれだけの違いがあるか分かってもらえるだろう。
作業は木に登る人2名、高所作業車に乗り込む人1名、下で片づけをする人2~3名、交通誘導員2名という結構な大所帯。
3人がかりで剪定をするので、処分する枝の量もかなりのもの。
パッカー車がバリバリと枝を飲み込んでいく。
気になるのは木に登っている人の装備や方法。
ハシゴをかけて登っていき、胴綱(命綱)をかけてハシゴから木に乗り移っていく。
胴綱は専用のものらしく、いわゆる安全帯とは異なっていた。
あとは剪定ノコ、剪定バサミなど。
剪定ノコは残念ながらシルキーではなく、サムライというブランド。
高所作業車と木に登っている人がそれぞれ届かないところなど補いあいながら作業が進んでいた。
3人がかりで剪定をすすめる様子は、例えが悪いけど「チャドクガがツバキを食い荒らしている」ようだった。
あれよあれよとクスノキがスカスカになっていく。
まぁあれよあれよといっても、一本のクスノキ剪定にざっと40分くらいかかっていた。
そう、僕もその付近でざっと1時間くらい彼らの様子を眺めていたのだった。
暇かっ?!
いやいやそうではありません。
これも自身の興味と向学心によるものであります。
自分ならどう登って、どう剪定するかな、なんてイメージしたりして。
向かって一番右のクスノキの作業前と作業後をご覧ください。
いやー、見ていて結構楽しかったゾ。
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