2013年10月22日火曜日

小さな秋みつけた③


日曜日、雨の代々木公園。

新たに台風がまたしても発生しているらしく、来る日曜日の雲行きも怪しい。

もうどうなってんだか。

しかし雨がイヤなのは濡れるのがイヤだからではないだろうか。

濡れても良い、と腹を括れば案外楽しかったりする。

まさに singing in the rain の境地であります。

濡れても良いという気持ち半分、濡れたくないという気持ち半分という、中途半端な気分で雨の代々木公園を歩いていたのだけど、周辺が雨雲で暗い中に何か明るいというか、派手な色合いのものを見つけた。

これはゴンズイ Euscaphis japonica というミツバウツギ科の樹木の実。

ネットで「ゴンズイ」と検索してみるとナマズ目の魚のことばかりがバーッと出てきて、樹木のゴンズイは押され気味。

とにかくド派手な赤の実がパカッと割けて中から光沢のある黒いタネが露出しているその色合いが本当に不思議だ。

神様はこんなものをよく創ったなと思う。

まぁこれは目立つことによって鳥たちに啄ばんでもらって、タネを遠くへ運んでもらおうという工夫なのだとは思うけど。

近所をカァカァと鳴きながら飛んでいったカラスは見向きもしなかった・・・。

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