とあるビルの前の植え込み。
植木鉢が置いてあったのだけど様子がおかしい。
植木鉢には植物らしきものが植えられているものの、それは「棒」のようだった。
葉っぱもないし、生気がない。
そう、もうこれはすでに枯れているものと思われる。
棒の先端は鋭利な刃物でスパッと横一直線に切り取られている。
そして「記念樹パキラ」というラベルが虚しく風に揺られていた。
ここには植物愛のかけらも感じられない。
いったいどうしてこんなことになったんだろうか。
悪意がなく、単なる無知が引き起こした悲劇であることを祈る。
枯れたなら枯れたで、敬意をはらいつつ処分したらどうだろうか。
これでは「さらし首」と大差ないではないか。
これを見た通行人の気持ちもすさぶに違いないと思うのだけど。
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