言うまい、言うまい、と思っていてもやっぱり暑いねぇ。
暑いのはわれわれ人間だけでなく、植物もまた同じこと。
彼らも暑いのだ。
もちろん暑さに強いやつ、日差しに強いやつ、乾きに強いやつ、あるいは全くその逆のやつらもいる。
乱暴な言い方だが、概してこの真夏には花たちも一休みといったところで、出回る花もかなり限定的なような気がする。
実は都内某所で花壇の植栽を任されているのだけど、そこに何を植えるか本当に悩ましい。
暑さのためか、花つきが悪かったりするからだ。
今日も花苗を見にいったけど、「これだ!!」「君だ、君なんだ、探していたのは!!」なーんていう花苗は正直言って見当たらなかった。
そんな中、ひとり気を吐いているやつがいる。
その名をニチニチソウ Cathranthus roseus という。
ご存知の方も多いだろう。
赤、白を中心にピンクなどの色の花が次々に咲く。
この「次々」ってところが凄くて、一輪咲いてから散るまでが早いが、その後に次々と咲くので花が絶えないカンジなのだ。
正直なところ「うわーステキ、カワイイっ!!」ってカンジの花ではないのだが、とにかく今のこの厳しい季節に元気に咲いてくれるだけで頼れるやつって思えてしまうのだ。
しかもお値段もかなりお手ごろ。
何で暑さに強いのかといえば、このニチニチソウはもともとはアフリカのマダガスカル原産なのであります。
そんな日差しが強くて暑いところ出身なんだから、日本の猛暑なんて大したことがないんだろう。
たぶん。
マダガスカルに行ったことがないので勘でモノを言って申し訳ないが。
さらにこのニチニチソウはキョウチクトウ科に属している。
キョウチクトウも夏の花ってカンジで、暑さに強いものなぁ。
納得、納得。
2 件のコメント:
この時期は花が限られますよね..ニチニチソウも最近は色が多くなってきたんで助かりますねwあとはサルビアとか日陰用のインパチェンス。ペチュニアは花ガラ摘みが面倒だったりしますし...ジニアなんかも大小混ぜると面白いかもですねw
ぴーさん
さすが、豊富な経験に基づいたラインアップですね。
「日陰」でも結構苦労しています。
最近は発想をかえて「観葉植物」を使ったりもしています。インパ以外にもなにかありますかね。
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