この気温、日本は、イヤ世界は大丈夫なんだろうか?
気温だけではない、ゲリラ豪雨などの集中豪雨も然り。
もはや異常気象などという言葉で簡単に片づけられないような気がする。
何か原因があるはず。
これは人間のこれまでの自己中心的な所業に対しての警告、もしくは報いのような気がしないでもない。
えもいわれぬ不安を禁じえない。
今度はとんでもない寒波が襲ってきて・・・なんてのもあながちありえなくもない。
ちょっと妄想的になってしまうが、でもそんな妄想も浮かんできそうな最近の記録破りの暑さであります。
さて、話題は変わるが上の写真は先月キューガーデンで撮ったもの。
彼が手にしているのはいわゆる高枝剪定ノコというもの。
ポールの先にスルドイ刃がついている。
そしてこのポールがするすると伸びていって、通常ではなかなか手の届かない高枝でも軽々剪定できるのだ。
しかし、この高枝剪定ノコについているラベルを見て欲しい。
Hayauchi と書いてあるではないか。
そう、日本語「早打ち」からきているのだ。
このノコギリのメーカー名を Silky という。
Silky をご存知か??
造園業などに従事している人であれば知らない人はいないハズ。
とにかくスパスパと切れ味の素晴らしいノコギリを世に送り出している世界的な日本のノコギリメーカーなんであります。
世界的というのは決して大げさではなく、イギリスをはじめヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、アジアなど世界各国で多くのプロから支持されている。
あまりに切れ味がいいので危険といって、使用を禁じたところもあると聞く。
しかし、これは間違っている。
危ないのは切れ味の悪い刃物であって、刃物は切れ味が良い方がかえって安全であるというのが通説だろう。
僕もSilkyの剪定ノコを10年以上ずっと愛用している。
剪定バサミはFelco、剪定ノコはSilkyというのはもはや世界基準なのかも。
日本のみならず、世界中に出回るSilky製品名は統一されているようで、「ゴムボーイ」「オヤカタ」「カタナボーイ」「ツルギ」「ガンマン」「ギンガ」「ズバット」「スゴイ」「スゴワザ」「ヤマビコ」などの製品名が世界共通言語としてまかり通っているのだ。
「コンド手ニ入レタ、ズバットハ本当ニ良ネェ・・・」なんて世界の街角でささやかれているわけだ。
こういった日本製品が世界のプロから愛されているということは、日本人の我々としては本当に誉なことであると思う。
あっぱれ日本!!
メーカーHPを見ているだけでも結構胸躍るよ。
8月26日発売の新製品にも大いに興味があるなぁ。
2 件のコメント:
最近の異常気象に「何か原因があるはず」・・。
平凡な1主婦の私でさえもそう思っています。
遠い未来の事と思っていた地球全体の危機
が目前にあるような気がします。
まだ間に合うのなら私達一人ひとりで出来る事ってあるのでしょうか。
イギリスからのブログは毎回楽しみに拝見
しておりました。
日々のブログの楽しみは言うまでも無くです。
一葉さん
コメント有難うございます。
「人間の自己中心的な所業」というのは例えば森林伐採だったり、化石燃料を必要以上に燃やしたりといったことを指して書きました。
突き詰めれば二酸化炭素ということになりますか。
連日の暑さで、新聞などでもこの原因についてあれこれ論じています。
次世代にどうやってハッピーなバトンをつないでいくか、オトナの我々が責任をもって真剣に考えないといけませんね。
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