これはアカメガシワ Mallotus japononicus といってそこら中に自生する雑草の一種。
ご存知の方も多いと思う。
この数十センチ程度であればカワイイものだが、油断すると数メートルの樹木として成長するので侮れない。
そんな身近な植物なのであまり深く考えたことはなかった。
しかし、このアカメガシワが何科の植物かご存知でしたか?
どの植物が何科であるかということを理解することは、それぞれの植物どうしの関係が分かりやすくなるし、体系だてて植物を理解するのにとても役立つ。
仮に何か分からない植物に出会っても、その植物の特徴をじっくり観察してみると、何科であるかなんとなく分かるようになればしめたもの。
正解にたどり着くスピードが格段にアップする。
植物に親しむためにも、何科の植物かということを普段から意識してみるのはとても有意義だと思う。
さて、話をもとに戻すとアカメガシワが何科の植物なのか考えたこともなかった。
たまたま調べてみて驚いた。
なんとトウダイグサ科 EUPHORBIACEAE だったんであります。
普段馴染みのあるトウダイグサとは似ても似つかないのでビックリ。
そういえば、このトウダイグサ科は姿かたちがかなり多様で、サボテン??というようなものあるくらいだからねぇ。
身近にあって見過ごしがちな植物もちょっと掘り下げてみると意外な発見があるものだ。
今日は植木屋仕事で炎天下で汗を流した。
明日はUターンラッシュ必至の関越自動車道をつかって群馬県赤城山にて自然観察。
明々後日は大阪で日帰り講演・・・。
忙しきことは有難きこと。
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