宅地分譲地などでよくみる光景。
更地にしたまでは良かったが、ちょっと油断したすきに雑草が背の丈ほどに伸びてしまう。
昨日たまたま見かけたのは、敷地全面にシロザ Chenopodium album が密生していたらしく、それを取り除こうとしている最中だった。
「時間切れ」になったのだろう、現場には人影はなく、シロザがうず高く積まれていた。
しかし敷地の3分の1くらいはまだシロザだらけだ。
それが上の写真。
そして、たまたま今日その現場の横を通りかかったらばシロザ壊滅作戦は見事成し遂げられていた。
またしても人影はなかった。
僕はこの様子を見て
「なんて丁寧な仕事なんだ!!」
と感心した。
というのは、この手の作業を生業としている人であれば、たいていは草刈り機(刈り払い機)を使って、短時間でアッという間に終わらせることだろう。
これっぽっち(失礼!)の面積の雑草取りを2日掛かりでやるなんて。
しかも仕事がとても丁寧。
刈り払い機を使うと、地上のものは刈れるが土中の根は残るのでまた暫くすると雑草だらけになりがち。
でもこの仕事をみると、丁寧にシロザを根から引き抜いているのだ。
これも失礼ながら、良い意味で「素人」の業ではないかと想像する次第。
しかも真面目で実直な素人さん。
想像するに、草刈りをしたいが刈り払い機のような機械はない。
ならば手で・・・
で、結果このような丁寧な仕事になったんだと思う。
見てくださいよ。
作業後の敷地のなんとキレイなことか。
これがいわゆる初心に帰るってやつか。
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