樹木自身が自分の傷を覆って治癒していくという話をしていますが。
えっ、そんなことあるんですか?
そんな声も聞こえてきそうなので、今日は実際に写真を見ていただこうかと。
これはウメの木だけど、剪定した枝の傷の8割くらいが覆われてきているのが分かるでしょ。
これは傷口がたかだか7~8センチのものなのでさして大きいって訳ではない。
大きいものは傷口の直径が70~80センチ近いものがカルスで覆われて治ってしまうこともある。
これは友人が撮った写真。
傷の大きさを示すために何やら赤いものが傷口に置かれている。
これが何なのか分からないと、サイズのイメージが全くわかないだろう。
この赤いのはプーリー(滑車)というもので、木登りの道具のひとつだ。
たまたま手元に同じものがあったので、今度は僕の手の大きさとも間接的に比べてみて欲しい。
ねっ、結構大きいでしょ。
これだけの傷を負っても、適切に剪定されていれば傷をふさぐ可能性があるのだ。
スゴイ。
植物は「挿し木」「接ぎ木」などで、繁殖させることもできるわけで、その再生能力はすさまじいものがある。
改めて植物のパワーを感じるし、それを導き出してあげる管理(剪定)の仕方もあるってことを書きたかった。
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