ロンドンで最も観光客が集まる場所のうちのひとつ、ピカデリーサーカス。
そのちょうど角でその作業は行われていた。
ビルの屋上からロープを垂らして、どうやらバルコニーの手すりのペンキを塗りなおしているらしい。
ペンキなんかどうだっていい。
それよりも、彼らがいったいどんな装備を使っているのか、それだけに興味は集中していた。
彼らは基本的にビルの階段を使って屋上まで行って降りてくるだけで、ロープを使って登ることはないので、いわゆる下降器というものを使っているようだった。
そしてハーネス(サドル)はこの業界では最も信頼のあるメーカーのひとつ Petzl を使っていた。
それ以外にもロープの種類やら、ヘルメットなど、しばらく飽きもせずジッと観察していた。
ご存知の方も多いと思うが、このあたりは渋谷並みに人の往来がある場所であります。
その人波に負けず足を踏ん張ってジッと上を見ていたというわけ。
かなりの変人に見えただろうなぁ。
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